深夜に笑う男

2006年11月21日 By 編集部員(籠)

近頃ほぼ毎晩、寝る前にコメディーのDVDを見るのが日課になっています。

渡英したばかりの頃は、英人コメディアンの早口っぷりについていけなくてしばらく敬遠していたのですが、昨年末に念願のDVDプレーヤーを購入してからは、英語字幕つきでコメディーを堪能できるようになりました。

コメディーというか、お笑いは元々幼い頃から大好きだったんです。小学生の時には、地元の図書館の児童室にあった古典落語シリーズはすべて読破したし(「寿限無」は今でも暗誦できます)、中学では放課後の教室で漫談を披露したりしていました。また当時の我が家はなぜか極端に電化製品のバラエティが少なく、テレビもCDプレーヤーもなかったのですが(1979年生まれです)、ステレオ・コンポから流れる「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」のテレビ音声だけは毎週カセット・テープに録音して、さらに掛け合いを暗記する努力まで続けていました。ついでに大学生になると、表紙に太いマジック・ペンで大きく「ネタ帳」と記した大学ノートに、絶対他人を笑わすことのできる(と信じていた)ジョークをびっしりと書き溜めるようになります。いつかはお笑い芸人となって世界中の人々を笑いで包み込むのが夢だったのですが、人生とはおもしろいもので、今はニュースダイジェストで働いています。

毎日、会社から帰宅する頃にはすでに夜も更けています。でも寝る前にどうしてもコメディーを1本見たい、とDVDを再生。昼間オフィスでは必要以上に顔をカチンコチンに固めているので(もうちょっと愛想良くならないものかと各方面から注意されています)、まあ1日の終わりぐらいは明るく笑って締めようかなと。そういうわけで、深夜の薄暗い部屋で1人、映像画面が放つ光に照らされながらニヤニヤと笑う日々が続いています。

最近はまっているのが、キャサリン・テイト。あきれるほど演技力がある彼女のコントは、まさに絶品です。シリーズ2以降、それぞれのキャラが走り出して益々面白くなっています。

それにしても人を笑わす能力って改めてすごい。他人の笑顔を見るのも、自分が笑い疲れた後に感じる幸福感も、とってもいいものですね。今後オフィスでは、もうちょっと微笑みを浮かべることができるようになれたらと思います。(籠)

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