バラ・マーケットで栄養補給

2008年10月28日 By 編集部員(籠)

先々週に同僚からうつされた風邪が、なかなか治りません。喉を潤わしておかないと咳が出てしまうし、ちょっとでも気を抜くと鼻水がポトリと垂れてきます。

英国で今年流行する風邪は長引く傾向にあるとは聞いていましたが、さすがに2週間近くも風邪を引きずるのは問題です。いまだぼーっとした頭で考えてみたところ、これはやはり日頃の不養生 & 不摂生に原因があるのではないか、との結論に至りました。

最近は、特にイングリッシュ・ブレークファストとバーガー・キングのワッパーばかり食べていたので、かなり栄養が偏っていたのだと思います。そこでここいらでガツンと栄養補給してやろうと、世界屈指の食物市場とされる、ロンドン東部にあるバラ・マーケットへ行ってきました。

バラ・マーケットの良いところ。それは日本のデパ地下のように、たらふく試食ができること。

バラ・マーケット

ぱっと食べてすぐに次の試食に向かうのが鉄則

この日目にした中で特に健康に良さそうだったアイテムが、「ウィート・グラス」。つまりは小麦の草ですね。

バラ・マーケット

ここの店員さんは、なぜか非常に不機嫌でした

この草にはビタミンやらミネラルといった栄養が詰まっていて、これをミキサーにかけてジュースにして飲むと非常に健康的であるとのことです。物珍しいので色々と店員さんに聞いてみたのですが、「健康に良い」としか答えてくれませんでした。強い臭いといい、色といい、「味はともかく、栄養あるんだからとにかく飲め」的な売り方は「あーっ、まずい」の青汁を彷彿とさせました。

バラ・マーケット

八名信夫になったつもりで飲んでみました

芽キャベツの大群を前にして、はたして勝手に試食していいのかどうか、迷っているところ。

バラ・マーケット

横にいたお店のおじさんに聞いたら駄目と言われました

魚は全く食べさせてくれなかったです。

バラ・マーケット

せめてもの抵抗を見せてみました

風邪はいまだに治っていませんが、少なくとも、バラ・マーケットに行ったことで栄養補給は十分にできたと思います。読者の皆様も、くれぐれもご自愛くださいますように。(籠)

バラ・マーケット

なんて美しいしいたけなんでしょう

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