駅員と警官に取り囲まれた パート2

By 編集部員(籠)

チャリング・クロス駅で繰り広げられた、、アミン大統領との対決の続きです。

アミン大統領

またも登場したアミン大統領(を演じる名優フォレスト・ウィテカー)

アミン大統領: 「ともかく、君はお金を払っていない。つまりは泥棒だ。払いたまえ」

僕: 「泥棒って呼ばれ方には納得できないけど、運賃は払う。片道って2ポンドぐらいだったっけ?」

アミン大統領: 「いいや。君は無賃乗車という罪を犯したわけだから、罰金を払わなければならない。20ポンドだ」

僕: 「……。あのー、 片道20ポンドの電車って、あんた小旅行にでも出掛けるつもり? そもそも、定期が切れていて、オイスター・カードに十分なクレジットが入っていなかったのに、何で僕は出発地点であるニュー・クロス駅の構内に入って、電車に乗ることができたの? 」

アミン大統領: 「そんなこと知らない」

知らないって、アミン大統領、あんた駅員でしょう。と言おうとしたときには、4、5人の駅員が僕の周りを取り囲んでいました。

僕: 「罰金で儲けようとするための仕組みとしか思えない。オイスター・カードを持っているし、30ペンスとはいえ、その中にクレジットも入っている。電車に乗るだけの十分なお金を持っていないのだとしたら、出発地点で拒否されるべきで、ここまで来て20ポンド徴収するなんてボッタクリだ」

アミン大統領とその取り巻き: 「これ以上騒ぐと、警察呼ぶよ」

僕: 「はい、結構」

アミン大統領とその取り巻き: 「本当に呼ぶよ。知らないよ」

僕: 「はい、結構」

アミン大統領とその取り巻き: 「本当は警察呼んで欲しくないくせに。嘘つき」

僕: 「いいから警察呼んで」

それからたぶん30秒もしないうちに、警官2人がやって来ました。(さらに続く)

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