カードを置き忘れた

By 編集部員(籠)

おしゃれなお店がいっぱい並ぶロンドン中心部のコベント・ガーデン近くのジェイミーズ・イタリアンなるレストランで食事したときのことです。

セレブ・シェフ、ジェイミー・オリバーの名が看板に掲げられた、「良心的な値段で本物のイタ飯屋さん(Authentic Affordable Italian Restaurants)」をキャッチフレーズとする、このおしゃれなレストランを不慣れ感丸出しで訪問し、ちょっと気が大きくなっちゃったんでしょうなー、やっちゃいました。

あのですね、ロンドンのバーやレストランで飲んだり食べたりするとき、「最初にカウンターにカードを預けておいて、その夜の飲食代を最後にそのカードにてまとめて一括払い」といった手配にしてもらうことってありませんか。

この方法を試してみたのですが、酔っ払った挙句にお勘定は現金で気持ち良く支払い、私のカードは店に預けっぱなしで帰ってしまいました。カードがないことに気付いたのはその2日後。慌ててそのお店を再訪し、「2日前に預けたカードなんだけど」と切り出してみると、店員さんは、「トゥー・デイズ・アゴ?!」と驚愕の声。

ビックリ

こういう顔されました

この店員さんが、隣にいた先輩らしき店員さんに耳打ちすると、口の動きが明らかにまた「トゥー・デイズ・アゴ!?」になって、驚きの顔を浮かべます。

ビックリ

先輩店員もこんな顔してました

その先輩店員がさらに内線で呼び出したマネージャーに耳打ちすると、また明らかに口元が「トゥー・デイズ・アゴ!?」と動きます。

ビックリ

カードを置き忘れた僕が悪いとは言え、さすがに3回もこんな顔されるとうんざりします

ということで見事に「トゥー・デイズ・アゴ!?」の伝言ゲームが成立したところで、ようやくカードの在り処を探し始めてもらったところ、無事に発見。きちんと取り返すことができましたとさ。

以上、自分の不注意を披露しただけの小話でした。(籠)

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