BAにしてやられた

by 編集部員(籠)

皆さんこんにちは。バンク・ホリデー期間中にすったもんだがありました(籠)です。皆様は貴重な3連休をどのようにお過ごしになられたでしょうか。

「すったもんだ」というのは一体何かというとですね。結論から言うと、

「ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)」にしてやられた。

本当は、姉妹誌「ドイツニュースダイジェスト」のオフィスがあるデュッセルドルフで開催された「日本デー」に参加するはずだったんです。イベントのお手伝いという口実を引っ提げて。ドイツニュースダイジェストのスタッフからの「ドイツ語話せるわけでもないのにどうやって手伝うんですか」という鋭い指摘にも一切耳を貸さずに。イベントついでに今年も怒涛の編集会議を主宰するはずだったのに。

なのに、出発日の朝に、ヒースロー空港にてBA機の緊急着陸がありまして。乗客が全員無事なのまでは良かった。この一件でスケジュールに多少の混乱が生じたものの僕が乗る便は予定通りに出発するとBAがウェブサイトを通じて発表したのも良かった。しかしながら、

結局5時間ぐらい待たされた揚げ句にキャンセルされた。

もっと早い段階からキャンセル決めてくれたり、最低でも数時間は遅延するとか言ってくれたりすれば、こっちも溜まった仕事を持っていくとかレストランでのんびりご飯食べながら時間つぶすとかできんのにさー。「朝方の緊急着陸が発端となって遅れが生じて現在は乗務員を探している最中です。乗務員たちがいつ到着するか分かりません」みたいなアナウンスを気が向いたときだけするもんだからさー。こっちは常に搭乗口で待機の体勢のまま時間ばっか食いつぶしちまったじゃないか。

しかも説明を求めに搭乗口のカウンターに向かうと、スタッフが逆ギレ。「僕たちを取り囲むのは止めてくれ! まるで脅迫じゃないか! このままそこに立ちつくしていると、僕らはもうこのカウンターを去るぞ!」なんて言ってた。

いやいやいやいや。

搭乗口が急にパリ行きの飛行機用に変更になったり、案内表示機からデュッセルドルフ行きの表示が急に消えたりして訳分かんなくなっているから乗客たちは説明を求めてるんじゃないの。

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)

混乱をきわめた搭乗口付近


ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)

手荷物受け取り場ではベルトコンベアに乗り切らなくなったスーツケースが放り出されていました


しかもなんでかよく分かんないだけど、チケット・オフィスが早々と閉鎖しちゃったため翌日以降の便への変更もこの日はできず。3連休の前日というタイミングもあって、さらなる混乱が予想されたため、結局、ドイツへの怒涛の出張計画そのものをキャンセルすることになってしまいました。ホテルの部屋が取れずに、空港の隣接ホテルの会議室で寝袋とともに夜を明かした人もかなりの数いたよう。

いやー困っちゃったね、という愚痴でした。それではごきげんよう。(籠)

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