大英博物館の春画展最終日に行ってショックを受けた

by 編集部員(籠)

英国ニュースダイジェスト読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうか宜しくお願い申し上げます。

皆様は、クリスマス休暇、新年カウントダウンの花火、冬のセールなどを堪能されましたでしょうか。僕は2014年最初の週末に、大英博物館の春画展に行って参りました。

昨年から大きな話題を集めていたこの春画展。本誌でも何回かに分けて取り上げてきたのですが。

大英博物館が日本のエロティック・アートを展示
春画展キュレーターとのインタビュー
英国における日本報道

恥ずかしながら、展示会そのものには僕自身は出掛けたことがなかったのですね。気付いたら展示が終わってしまう! とあわてて最終日の一日前に行ってみたら、チケットは既に売り切れ。ということで出直して、最終日の朝8時から大英博物館の入り口前に並んで当日券をゲットしましたよ(不思議なことにこういうイベントごとだとすんなりと早起きできるんだな)。

大英博物館

早朝から春画展の当日券を買い求める人々

大英博物館

グレート・コートに差し込む朝日が美しかった

で、肝心の展示内容なんですが、館内は写真撮影禁止だったのでお見せすることはできないのだけれど、かなーり強烈でした。噂には聞いていたけど、はっきり言ってグロい。だって、描かれている内容って例えばこんなです。

・人間とタコがHしている

・人間と骸骨がHしている

・性器の大きさを競うコンテストが開催中

・射精したものが空まで飛んでいった

ね? 文字で書き起こしたでも相当ショッキングでしょ? ビジュアルにおいてはさらにグロい描写があるので(あえてどんな描写だったか説明しません)、冷静な顔して観賞しながら、心の中では「ウキャー」と叫んでいました。

しかも館内は超満員。時折、背伸びしなけりゃ展示物が見えなくなるほどの混みようでした。清楚な外見の女性、杖を持って歩くお年寄り、さらにはベビー・カーを引いてる人も多かったです。っていうか幼児に見せて本当に大丈夫だったのか。子供に「ねえ、これ何?」って聞かれたらどう答えるんだろう。

大英博物館

春画展の入り口

別にカマトトぶるわけじゃないのですが、僕自身、春画の衝撃性に身体が耐えられなかったのか、観終った後は相当なグロッキー状態に。史上最大の「博物館疲れ」を経験しました。春画恐るべし。(籠)

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