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By 編集部員(籠)
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母帰る
毎年恒例、母子水入らずで過ごす夏の休暇から戻ってきました。今回は、母が全部で100ぐらい持つ念願の地のあくまで1つであるパリでの休日。エッフェル塔、ベルサイユ宮殿やモンマルトルの丘を訪れて、セーヌ川岸やシャンゼリゼ通りでの散歩、ルーブル美術館やオルセー美術館での芸術鑑賞と、いわゆるメジャーな観光スポットにはほとんど行ってきました。
フランス語をまったく話すことができず、パリへの憧ればかりを膨らまし、鼻息を荒くしていた私たち駄目親子を出迎えてくれたのが、フランス・ニュースダイジェストのスタッフ。実はそれほど知られていないのですが、フランスにもニュースダイジェストはあって、パリのオペラ座近くにオフィスを構えているのです(ちなみにデュッセルドルフにもドイツ・ニュースダイジェストのオフィスがあります)。各国のスタッフとは電話やメールでほぼ毎日やりとりや口論をしていて、年に数回ですが出張や全体会議などで直接会うこともあります。
ユーロスターを降りてから親子共々軽く迷いながら乗った地下鉄を降りると、駅のホームで待っていてくれたフランスのスタッフに誘導してもらって滞在先までススイのスイ。ついでに地下鉄の乗り方やパリのお勧めスポットを教えてもらい、別の日には一緒に食事したりワインを飲んだり、バレエを観たりもしました。
おかげで極度の方向音痴という遺伝子を持つため毎回サバイバルの形態を帯びる我ら親子の旅は例外的にスムーズに進行。その分優雅な観光を楽しむことができた母は見るものすべてに感激していました。どこへ行っても、最近になって不器用に使い方を覚えたデジカメで周りをパシャパシャ。静かだなと思うと、笑顔を不気味に浮かべながら何かを眺めている。特にルーブル美術館では、巨大なスペースの真ん中に立って、小さな母さんが口を開けていつまでも天井を見上げていた姿がとても印象的でした。
恒例行事なので、来年の今頃また母はやってきます。そして我ら親子はまた「次なる念願の地」へ赴くのです。(籠)
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