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2008/07/02 Wednesday 09:45 BST |
G8長期目標先行に否定的
7/2UP
温室ガス排出削減で米高官
プライス米大統領補佐官は1日、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を前にホワイトハウスで記者会見し、サミットの焦点である温室効果ガス排出の長期削減目標について「G8だけが(長期)目標を設定するのは適切ではない」と述べ、中国やインドが入っていないサミットで先行的に合意をまとめることには否定的な立場を示した。
米国は、サミット最終日の9日に開かれ、中国やインドも参加する自国主導の「主要経済国会合(MEM)」で長期目標に合意、それをサミットの宣言に横滑りさせたい意向だが、MEMは6月のソウル会合で長期目標をめぐる合意形成に失敗。日本や英国などはサミットで、世界の同ガスの「2050年までの排出半減」に合意したい意向で、激しい駆け引きが展開されそうだ。
昨年のハイリゲンダム・サミットは50年までの排出半減を「真剣に検討する」ことに合意しており、日本などは洞爺湖サミットで「50年までの排出半減」をG8の公式目標としたい意向。補佐官はこうした状況を踏まえ、長期目標設定は「望ましい」との一般論を述べた。
しかし、補佐官は同時に「サミットで数値目標を設定し、それをMEMに押し付けようとするのは適切ではない」と明言。G8が率先して目標を決め、MEM側の模範となるよう求める英国などと逆の立場を示した。(共同) |