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2008/08/18 Monday 09:00 BST |
捕鯨妨害容疑で逮捕状請求
8/18UP
英国人含むシー・シェパードの3人
米環境保護団体「シー・シェパード」の船が昨年2月、南極海で日本の調査捕鯨船の活動を妨害した事件で、警視庁公安部は18日午前、威力業務妨害の疑いで同団体の活動家3人の逮捕状を東京地裁に請求した。逮捕状が取れ次第、国際手配する方針。
公海上の不法行為について国際テロ防止関連条約の一つの海洋航行不法行為防止条約は、損害を受けた船の船籍国に捜査権を認めており、公安部は同団体の妨害行為を「極めて悪質。テロに匹敵する」として同条約を初適用、業務妨害容疑での立件が可能と判断した。
調査捕鯨をめぐっては2000年ごろから環境保護団体「グリーン・ピース」などによる過激な妨害活動が繰り返されてきたが、刑事責任が問われるのは初めて。
公安部によると、3人は米国籍の30歳と41歳、英国籍の28歳のいずれも男。3人は海外を移動しながら活動しており、日本と犯罪人引渡条約を結ぶ米国や韓国で身柄が拘束されれば逮捕に結び付くが、それ以外の国での身柄確保は難しいとみられ、実際に3人が逮捕されるかどうかは不透明。
調べでは、3人は昨年2月12日、ニュージーランド南方の公海上で、調査捕鯨を行っていた日本鯨類研究所の目視専門船、海幸丸のスクリューにロープを絡ませて船を停止させたほか、発煙筒を船内に投げ込むなどして調査捕鯨活動を妨害した疑いが持たれている。
シー・シェパードはほかにも海幸丸を2隻の船で挟み込み、うち1隻が海幸丸に衝突するなど、執拗(しつよう)に捕鯨への抗議行動を行っていた。薬品の投げ込みで母船、日新丸の乗組員2人がけがをしたが、公安部は犯人の特定が困難なため、傷害容疑での立件は見送った。
シー・シェパードは今年3月にも、南極海で日新丸に薬品を投げ付け、同乗の海上保安官ら3人に軽傷を負わせる事件を起こしており、海上保安庁が捜査している。(共同) |