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ロンドンのゲストハウス
Wed, 17 July 2019

投資家ビザに関する変更案について

今回は「投資家ビザ」についてと、最近になって発表された同ビザに関する変更案について説明致します。

● 「投資家」ビザとは

英国では、「投資(Invest)」する人々を対象に滞在を許可するビザが発給されています。これが一般的に「投資家ビザ」と呼ばれているもので、最近では日本人でもこの投資家ビザ申請の条件を満たす方が増えてきました。このビザを申請するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

① 計100万ポンド(約1億7000万円)の現金のうち、少なくとも75万ポンドを英国の株や国債などに投資し、 残りを英国の不動産投資に使うことができる。
② 既に不動産など200万ポンド相当以上の資産を持ち、そのうち100万ポンドを英国で管理・投資することができる(ローンによる投資も可)。

移民法上、投資対象については様々な制限が設けられています。また税務手続きなどが煩雑なため、ビザに関するコンサルティングを行う会社だけではなく、金融関係に詳しい専門家の力を借りて計画を進めていく必要があるでしょう。

このビザで英国内に5年以上滞在した方には、永住権を申請する権利が認められています。さらに、永住権の申請までに必要な滞在期間は投資額が500万ポンド以上であれば3年、1000万ポンド以上であれば2年へと短縮されます。ただし、この短縮措置は投資家ビザ保持者の扶養家族には適用されませんのでご注意ください。

尚、投資家ビザから永住権への切り替えを申請する場合、投資家ビザ保持者としての滞在期間内に英国外で過ごすことができるのは一年につき180日までと定められています。また投資家ビザを申請する際には英語力を問われることはありませんが、永住権への切り替えを行う際には英語試験を受けるなどして十分な英語力を持っていることを証明する必要があります。

● 投資家ビザについての変更案

移民政策に関して政府に対する提言を行う移民諮問委員会(MAC)は2月25日、この投資家ビザについての課題と改善案を示した報告書を発表しました。同報告書は、多くの投資家ビザの保有者たちは投資額の大部分を国債の購入費用に充てており、永住権を得た時点で国債を換金してしまうため、英国経済への貢献という投資家ビザの本来の目的を果たすことができていないと指摘。最低投資額を200万ポンドへと倍増するとともに、国債購入を制限または禁止し、ベンチャー企業向けの投資を増やすべきという提案を行いました。

さらに同書は、一定数のビザを一種のオークションにかけることを提案。最低競売価格を250万ポンドと設定した上で、最も高値で競り落とした移民にビザを発給し、そのうち200万ポンドを英国内に投資、残りの金額を病院や大学などの機関向けの資金とするなどの案を出しました。この提案には、永住権の申請までに必要な滞在年数を2年と短縮し、このうち英国外での滞在を一年につき9カ月まで認めるなどの特別措置も盛り込まれています。

上記で説明したような動きを鑑みて、投資家ビザに関する諸条件は、今後大きく変更されることが予想されます。投資家ビザの申請を検討されている方は、できるだけ早い段階で専門家に相談することを強くお勧め致します。

 
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ホーム・オフィス推奨のOISC公認アドバイザーとして、移民法、入国審査に関することから、エントリー・クリアランス、労働許可、レジデンスなど、さまざまな英国ビザに関する問題の相談を受け、的確なアドバイスを提供しています。
個々の状況、リクエストに合わせた綿密なコンサルタントを行い、ビザ取得をどのように進めていくか話し合います。 迅速且つ柔軟に対応、最後までビザ取得をトータルにサポートします。日本からの申請に対するアドバイスも歓迎。

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