ロンドンのゲストハウス
Mon, 23 April 2018

小学校の道徳科目の導入をめぐり問われる、
今後の学校教育

Japanese children get lessons in
how to love their country
愛国心を学ぶ授業を受ける、日本の子供たち

「タイムズ」誌 4月9日

「タイムズ」紙(電子版)は9日、日本の小学校においてモラルを教える「道徳」が正式な科目として導入され、この動きは愛国主義の植え付けや洗脳の時代に逆戻りすると、キリスト教関係者やリベラル派の人々から大きな批判を受けているという記事を掲載した。

記事は、新科目の導入は日本の保守派の安倍晋三首相が推進する、学習指導要領改訂の一環で、子供たちに「自国の伝統や文化を敬い、自国や故郷を愛することを教え込ませる」のが目的としている。これに対し日本キリスト教協議会は「第二次大戦前の、国粋主義的な教育を復古させる潮流を生むとして、大きな懸念を抱いている」と述べたと伝えている。更に記事は、戦前の日本は、天皇に対する忠誠心の育成が教育における大きな目標の一つであったとし、1945年の終戦後に憲法が改正され、モラルや愛国心に関する条項が削除されたことについても触れた。

Japan’s workers forced to have babies by rota
日本の女性職員、「妊娠の順番」を強いられる

「タイムズ」紙 4月3日

「タイムズ」紙は(電子版)は3日、女性職員の育児休暇で会社経営に影響が出ないよう、多くの日本の職場には妊娠の順番表が存在すると伝えた。

同記事は、ある保育園では職員は年功順に妊娠すべきとの暗黙の了解があり、妻がルールを破って妊娠したため、夫婦で園長に謝罪したという毎日新聞への投稿を紹介。これを読んだ多数の保育士から同情の声が上がったという。また、ある化粧品会社には「出産・育児表」が存在し、25歳の社員は35歳まで出産を待つよう指示されたと伝えた。

Women ordered off stage at sumo contest
after trying to help stricken mayor
市長の応急処置に当たった女性、土俵から降りるよう指示される

「ガーディアン」紙 4月5日

「ガーディアン」紙(電子版)は5日、京都府での大相撲春巡業で舞鶴市の多々見良三市長が土俵上で倒れた際、応急処置に関わった女性たちに対し、土俵から下りるよう相撲協会側が求めた問題を報じた。

同記事は、女性が土俵に触れることは不浄と見なされ禁じられていると説明。協会側の判断に対し日本のメディアやSNSに批判の声があふれたとした。また、過去にも太田房江・大阪府知事が春場所の表彰式で、知事賞を土俵上で優勝力士に渡すことができず論争となったことについても言及している。

Fresh nepotism revelations deepen Shinzo Abe’s woes
新たな縁故主義の疑惑が露呈され、 安倍首相の苦悩深まる

「フィナンシャル・タイムズ」4月8日

「フィナンシャル・タイムズ」紙(電子版)は8日、森友学園に加え、加計学園をめぐる新たな問題が発覚し、これらの「縁故主義」のスキャンダルで、安倍晋三首相が更なる窮地に追い込まれていると伝えた。

記事では、これらの疑惑は首相が掲げる経済改革に大きな影を落とすとしている。また、財務省が決裁文書の改ざんを認めてから政府の支持率が14%低下し42%となったと述べ、「首相にとって幸運なことは、対抗馬がいないこと」との、政治学者であり、金城大学の特任教授、本田雅俊氏のコメントにも触れている。

 
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