ニュースダイジェストのグリーティング・カード
Wed, 11 December 2024

妊娠した女性が職場で受けるハラスメント

We’re busy. Get an abortion
我々は忙しい。中絶を。

「エコノミスト」誌 9月5日

「エコノミスト」誌は5日、妊娠した女性が職場で受けるハラスメントについて報じた。

同誌は、女性が輝く社会を安倍政権が目指す一方で、妊娠した女性の職場での権利向上を目指すマタハラNet代表の小酒部さやか氏は「女性が輝く以前に、ハラスメントなく働ける環境の整備を」と訴えているとする記事を掲載。上司が妊娠した部下の女性に対して中絶を強要することもあるとする同氏の主張を紹介しているほか、非正規社員は産休期間中に解雇されやすいとも伝えている。一方で、全女性がこうした現状を問題であると認識しているわけではないとし、保守的な論調で知られる曽野綾子氏が、マタハラを「汚い表現」と発言したことにも言及している。

Manga girl takes on Isis with a slice of melon
ISをメロンで凌駕(りょうが)する少女アニメ・キャラ

「タイムズ」紙 9月7日

7日付の「タイムズ」紙は、過激派組織「イスラム国(IS)」の広報活動を妨害する目的で生み出された少女のアニメ・キャラ「ISIS(アイシス)ちゃん」について報じた。

同紙によると、メロンとナイフを手にした「アイシスちゃん」は、「ISIS Vipper」を名乗る日本の匿名ユーザーたちにより生み出されたキャラクター。インターネット検索では人気の画像が上位に出てくるため、「ISIS」と検索した際に上位に出てくる画像を少女のキャラクターにかえ、残酷な画像を駆逐するのが同グループの目的であるとしている。

Rise of 'dark tourism'
「ダーク・ツーリズム」の登場

「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 9月7日

「デーリー・テレグラフ」紙 (電子版)は7日、震災の被災地や戦争の傷跡を残す場所を訪れる人が増加する中、「負の遺産巡り」を専門にする旅行誌が日本で創刊されたニュースを報じた。

同記事は、2011年の東日本大震災発生以来、岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」などの被災地を訪れる人が増えている現状を指摘。こうした場所を訪れることは、被災者が体験した苦悩に触れ、悲劇に対する認識を深める役割を果たしているとする専門家の意見を紹介している。

Ever dream of having a bird for a boyfriend?
「鳥」をボーイフレンドにしたい?

「オブザーバー」紙(電子版) 9月11日

「オブザーバー」紙の電子版は11日、日本で人気の恋愛シミュレーション・ゲームにおいて、同性間の恋愛はもちろん、いまや人間以外の生物との恋愛すらも体験できると伝えた。

同記事は、恋愛シミュレーション・ゲームは、男性の主人公が数人の女性の候補者の中からガールフレンドを選ぶのが一般的とした上で、女性主人公が恋愛をする「乙女ゲーム」のジャンルにも言及。型破りなデートとして、ヒロインがハトと恋愛をする「はーとふる彼氏」を挙げている。

Yakuza clans split as crime profits fall
犯罪による収入減で暴力団が分裂

「サンデー・タイムズ」紙(電子版) 9月13日

「サンデー・タイムズ」紙の電子版は13日、日本経済が低迷する中、暴力団はゆすりや違法とばくなど、従来の方法で利益を得ることが難しくなっているとする記事を掲載した。

国内最大の指定暴力団、山口組から離脱した団体が「神戸山口組」という新組織を結成した件について言及した同記事は、暴対法の厳格化や日本経済の停滞により、暴力団がこれまで大きな収入源としてきた「みかじめ料」を当てにできなくなったとするジャーナリストの見解を紹介している。

Fancy strolling the streets of Japan as a cat?
猫になった気分で日本の街をぶらついてみる?

iwata「デーリー・テレグラフ」紙(電子版) 9月4日

猫になった気分で広島県尾道市の街の雰囲気を味わうことができるストリート・ビュー「Hiroshima CAT STREET VIEW」が公開されたニュースを「デーリー・テレグラフ」紙(電子版)が4日に報道。尾道市は推定15万匹のネコがいることで有名とも伝えている。

 

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