Sake Network 日本酒オンラインストア
Wed, 12 December 2018
6 December 2018 vol.1520

英離脱合意案、正式決定
議会承認が焦点に

メイ首相
11月25日、ブリュッセルで行われた記者会見で語るメイ首相

(ブリュッセル 11月25日 時事)欧州連合(EU)は11月25日、ブリュッセルで臨時の首脳会議を開き、英国のEU離脱合意案を承認し、正式決定した。加盟国離脱という前例のない交渉は、開始から約1年半を経て決着。今後は離脱日である2019年3月29日までの離脱協定発効に向け、英議会と欧州議会での承認の可否が焦点となる。

ユンケル欧州委員長は会議後の記者会見で、「これは考えられ得る最良の合意であり、唯一の合意だ」と強調した一方、「きょうはとても悲しい日だ」とも述べた。

英国内ではメイ首相が推し進めた合意への反発が与野党に広がっている。英議会では12月から来年にかけて離脱合意に関する一連の審議・採決が行われる見通しだが、承認のハードルは高く、先行きは不透明だ。メイ首相は会見で、「どんな交渉でも望むものすべては得られない。英国民は離脱をめぐる論争にこれ以上の時間を費やすことは求めていない」と訴えた。

首脳会議では、離脱条件を定めた国際条約の「離脱協定」案と、将来の英EUの政治・経済関係の枠組みを描く法的拘束力のない「政治宣言」案を承認。スペインが最終局面で、離脱後の英EU間の交渉から切り離すことを求めた英領ジブラルタルの領有権をめぐる問題は、交渉分離を別文書で明文化することで英国、EUそれぞれと折り合った。

585ページに及ぶ離脱協定案には▽英国からEUへの「手切れ金」支払い▽双方の在英、在EU市民の権利保障▽2020年末までの移行期間設置、などが盛り込まれた。

交渉で最大の懸案となった英領北アイルランド問題については、移行期間中も解決策がまとまらない場合、移行期間を最長で2年延長するか、英国全体がEUの関税同盟に事実上残留するかを2020年7月までに選択する。

英国のEU離脱合意ポイント

  • 一、 英国が欧州連合(EU)に「手切れ金」支払い
  • 一、 双方の在英、在EU市民の権利を保障
  • 一、 2020年末までの移行期間設定。最長2年の延長が可能で英国は期間中にEU加盟国並みの関係維持
  • 一、 将来は貿易や司法、外交、安全保障などで、野心的で幅広い協力関係構築
  • 一、 将来創設する包括的な自由貿易圏は、EUの単一市場と関税同盟、英国の通商政策の独立性を尊重
  • 一、 英領北アイルランド問題の解決策がまとまらない場合などは、2020年7月までに移行期間延長か英国全体のEU関税同盟残留かを選択
 
  • Facebook

2019年 カレンダー販売 海外・日本帰国 引越しガイド
キャリアコネクションズ 習い事&スクールガイド
バナー バナー

ロンドン・レストランガイド
ブログ ゲンダイゲストハウス

UK便利ガイド検索

カテゴリ選択
City / County
エリア