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Sat, 16 February 2019
7 February 2019 vol.1524

英議会、EU離脱案の大幅修正を要求
メイ首相、再交渉目指す

1月29日、英下院で行われた離脱方針をめぐる採決の様子
1月29日、英下院で行われた離脱方針をめぐる採決の様子

(ロンドン 1月30日 時事)英議会下院は1月29日夜、欧州連合(EU)離脱方針をめぐる採決を行い、政府の離脱案を大幅修正するよう求める動議を賛成多数で可決した。離脱案は同15日の議会で大差で否決されており、メイ首相は離脱が3月末に迫る中、EUとの再交渉を早急に実現させる考えを明らかにした。

採決後、首相は、離脱案の問題点を解消すれば「議会の多数を確保できることが明確になった」と述べ、議会の要求に対し譲歩を示すようEUに呼び掛けた。

動議は与党・保守党議員が提出し、政府も支持。批判が集中した英領北アイルランド問題への対応策を「代替措置」によって一新することを提案した。ただ、EUは可決後、改めて再交渉に否定的な見解を表明。首相の思惑通りに事が運ぶかどうかは不透明だ。

下院はこの日、「合意なき離脱」阻止に向け、3月末の離脱を延期可能にするための別の動議も採決し、反対多数で否決した。最大野党・労働党の議員が提出したが、事前の予想に反して支持は広がらなかった。

背景には、与党内で対立してきた強硬離脱派と穏健派が離脱案の修正に向けた譲歩策で一致したという事情がある。これにより与党内に結束が生まれ、野党議員の動議に同調する動きが抑制されたもようだ。

ただ、首相はEUとの協議結果を2月中旬に議会に持ち帰り、修正案の賛否を問う意向。離脱延期の可能性をうかがう与野党議員は、この機会を捉えて攻勢をかけるという見方もある。

トゥスク大統領は再交渉を否定

(ブリュッセル 1月30日 時事)欧州連合(EU)のトゥスク大統領の報道官は1月29日、英国のEU離脱案をめぐり、英下院で大幅修正を求める動議が可決されたことを受けて声明を出し、「離脱協定案は再交渉はされない」と修正に否定的な姿勢を表明した。欧州メディアが報じた。

一方、英EU の将来関係の枠組みを描いた「政治宣言」に関しては修正余地を示唆。3月末に迫った離脱の延期についても、「英国から理にかなった要請があれば、EU27カ国で検討し、全会一致で決定する用意がある」と述べ、明確な理由があれば応じる姿勢を示した。 

また、フランスのマクロン大統領は英議会の採決前に「(離脱協定案は)考え得る最善の合意で再交渉できない」と強調。欧州議会で離脱問題を担当するフェルホフスタット議員はツイッターに「欧州議会では離脱協定案の修正や希薄化を支持する意見は少ない」と書き込むなど、EU側からは修正拒否の声が相次いだ。

 
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