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Thu, 25 April 2024

英国ゆるニュース

王室ネタからセレブ、ゴシップ、カルチャーまで

ロンドンで自転車の無料レンタル制度が開始

ロンドンにて、自転車を無料でレンタルする制度が今年9月から開始される。「イブニング・スタンダード」紙が報じた。

 ロンドン中心部には現在、「ボリス・バイク」との愛称で呼ばれる自転車のレンタル制度がある。ただし、この制度を利用して自転車を借りるには、「自転車アクセス料」と「自転車利用料」の両方を支払わなければならない。

 一方、今年9月から開始されることが予定されている新制度「バズバイク」は、100ポンドの保証金さえ用意すれば、無料で利用可。当初の利用者は、ロンドン東部ショーディッチへ少なくとも月12回は自転車通勤し、同地区の路上に駐輪する者に限られる。自転車には広告スポンサーのロゴが掲載されており、このスポンサーが同地区での宣伝を目的としているためだという。この試験措置が終了すれば、規模を拡大していく予定。

 バズバイクは、米カリフォルニアから帰国した英国人が中心となって企画。現在、クラウドファンディングを通じて投資家を募っている。
 

イギリスで最も評判の悪い大手小売店はWHスミス

イギリスの大手小売店の人気ランキングが発表された。「デーリー・ミラー」紙が報じた。

 消費者団体「Which?」が1万人の英国人を対象に各店における商品の値段、顧客サービス、品ぞろえに対する感想などを調査した。最も評判が悪かったのは、書籍・文房具販売店チェーンのWHスミス。「殺風景で乱雑」であるなどの意見が寄せられたという。また大手デパートのBHS、家具販売店チェーンのホームベースなどについても多くの否定的な見解が集まった。

 一方、「店員が豊富な知識を持ち、商品の品質が高い」として、最も高い評価を受けたのが大手デパートのジョン・ルイス。人気ランキングの2位にランクインしたのは主に工具などを販売するツールステーション、3位は自然派化粧品販売店のラッシュだった。
 

岡崎の同僚であるレスターのバーディーが結婚

サッカーのイングランド・プレミア・リーグで今季初優勝を遂げたレスター所属のジェイミー・バーディー選手(29)が結婚した。同選手の両親は結婚式を欠席したという。「デーリー・メール」紙などが報じた。

 サッカー日本代表の岡崎慎司選手の同僚としても知られるバーディーは、レスター優勝の立役者。今季は11試合連続ゴールのリーグ新記録を樹立するなどの大活躍を見せた。

 「デーリー・メール」紙によると、バーディーの結婚相手は、かつてナイトクラブに勤務していた34歳の女性。これまでに彼女が出産した3人の子供の父親はそれぞれ違う男性であり、歌手のピーター・アンドレとも浮名を流した上でタブロイド紙に関係を暴露した過去を持つ。バーディー側の家族とは険悪な関係にあり、結婚式にはポップ・グループ、ワン・ダイレクションのルイス・トムリンソンを始めとする有名人が多数出席した一方で、バーディーの両親そして祖父母は欠席したと伝えられている。
 

ロンドン市民の平均労働時間は?

ロンドン市民の平均労働時間についての調査結果が発表された。「イブニング・スタンダード」紙が報じた。

 大手金融会社のUBSが、世界の主な都市における銀行員や看護師など15種類の職業を対象に調査を実施。同調査によると、ロンドン市民の平均労働時間は週33.5時間で、世界中の主な都市における平均値より2.5時間少ない。週5日働くとすると、1日当たりの労働時間は6.7時間となる。

 ちなみにパリ市民の平均労働時間が一番少なく週30時間50分(1日当たり6時間強)、一番長いのは香港市民の週50時間(同10時間)だった。
 

昨年イギリスで生まれた雇用の8割は外国人が占める

イギリスで昨年発生した雇用のうち5分の4を外国人が占めていることが分かった。「サン」紙が報じた。

 同紙によると、昨年イギリスで発生した新規雇用は41万4000件。その8割に相当する33万件がイギリス人以外の外国人の手にわたった。そのうちの22万件は欧州連合(EU)出身者が占めているという。

 「サン」紙はEUに対して懐疑的な立場を示していることで知られている。
 

性病が原因で恋人と別れたイギリス人の割合が高過ぎる

過去に恋人が性病に感染したことを原因として別れた経験を持つイギリス人が、全体の3割近く存在することが分かった。「サン」紙が報じた。

 製薬会社のメドエキスプレスが、21歳以上の健康な成人2000人以上を対象に、恋人と別れた原因についての調査を実施。半数以上は愛情が冷めたことを原因に挙げる一方、回答者の27%は恋人が性病にかかったことが理由であると述べた。性病発覚により、相手に対する不信につながったなどの回答が見られたという。
 

今年の英国の夏は近年稀に見る猛暑となる見込み

今年の英国の夏は久しぶりの猛暑になると予想されている。「デーリー・エクスプレス」紙が報じた。

 同記事によると、英国における5月後半の気温は30度に達する見込み。また7月と8月には熱波が次々と到来することが予想されているため、近年稀に見る猛暑となる可能性があるという。
 

訪英の中国代表団スキャンダル第2弾: 英王室に「スパイ」を仕掛けようとしていた?

習近平中国国家主席とともに英国を訪問した中国の代表団が「失礼」であったと発言している場面をテレビ・カメラにとらえられてしまったエリザベス女王。さらには習国家主席と共に乗り込む馬車に、中国側が通訳を同行させようとしていたことを女王が把握していたことも分かった。「デーリー・メール」紙が報じた。

 自身の90歳の誕生日を記念してバッキンガム宮殿内で開催されたガーデン・パーティーに出席したロンドン警視庁の警官は、2015年10月に英国を訪問した中国の代表団がいかに失礼であったかを示す逸話を女王に伝えたことに加えて、「さらに彼らは通訳と共にあなたの馬車に乗り込もうとしていた」と説明。これに対してエリザベス女王は「そうですよね」と、その事実を把握していたことを暗示させるような相槌を打った。

 関係者によると、中国側が馬車に同乗させようとした「通訳」は実はボディーガードであったことが判明。この関係者は、中国側が事実上のスパイ行為を仕掛けようとしていたのではないかとの見解を示している。
 

エリザベス女王が中国の役人について愚痴っていることがばれた

2015年10月に習近平中国国家主席とともに英国を訪問した中国の代表団について、エリザベス女王が愚痴を漏らしている場面がテレビ・カメラの映像に映し出されてしまった。「サン」紙が報じた。

 自身の90歳の誕生日を記念してバッキンガム宮殿内で開催されたガーデン・パーティーにて、ロンドン警視庁の警官と面会したエリザベス女王。関係者から、この警官が「中国の英国公式訪問の際に指揮を行った者」と紹介されると、思わず「それは災難でしたね」と一言。続いてこの警官が「中国の代表団が(会合の途中で)退席してしまった」と伝えると、女王は「彼らは英国の駐中大使に対して本当に失礼だった」と述べた。

 「デーリー・メール」紙によると、この一件を報じた中国におけるBBCの国際ニュース・チャンネルの報道は、同国の検閲機関が既に消去した。

 またこの数時間前には、エリザベス女王に対して、キャメロン首相が「ナイジェリアとアフガニスタンは恐らく世界で最も汚職がはびこる国」であると発言している様子をテレビ・カメラがとらえている。
 

今年のイギリスの花粉症は100年ぶりの深刻さ

日本のような杉の花粉は少ないものの、芝やブタクサなどの花粉が飛び交うイギリスの夏。今年の花粉症は、100年に一度というレベルの深刻さを見せることが予想されている。「デーリー・メール」紙が報じた。

 英国ではここ数日に急激に気温が上昇。その結果、花粉が飛び交う量も増大しているという。

 英国の国民医療制度(NHS)では、目のかゆみを防ぐためにサングラスを着用したり、また花粉を吸いこまないようにするため、鼻の穴の近くにワセリンを塗ることなどを推奨している。
 

今週末のロンドンはマドリードよりも暑い

ここ数日は晴天が続くロンドン。この好天は週末まで続き、8日(日)には気温が26度にまで達する予定だという。「イブニング・スタンダード」紙が報じた。

 同紙によると、8日にロンドンは今年の最高気温を記録する見通し。同日は、米ロサンゼルスやスペインのマドリードよりも暑くなる可能性があるという。
 
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参照:「サン」紙、「デーリー・メール」紙ほか

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