ロンドン警視庁には、費用削減のため今後243カ所の警察署や駐在所を閉鎖する計画があり、サディク・カーン・ロンドン市長は市民があまり訪れない40カ所の警察署や、図書館やスーパー内に設置された数十の公共連絡先を閉鎖する計画を発表している。将来的に、ロンドン警視庁はオンラインによる犯罪通報を増やしていきたいという。
ロンドン議会議員で、保守党の治安維持スポークスマンであるスティーブ・オコネル氏は、建物が閉鎖され警察が「顔のない組織」になるのを防ぐためにも、地元警察が今後どのような方法で、市民と直接顔を合わせて対話するかが重要になる、と語る。そして、市民がよりコンタクトを取りやすい場所と考えた結果、ハイ・ストリートのコーヒー・ショップ・チェーン店がその可能性の一つとして上がっているのだとか。
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