5日付の「ガーディアン」紙は、日本のバーチャル・アイドル、初音ミクが「音楽の未来かもしれない」と題した記事を掲載した。

　同記事は、初音ミクが「最初の人造人間アイドル」であると紹介。またファンが彼女の曲や衣装のデザインを決められるという意味で、「初めてのオープン・ソースのアイドル」でもあると伝えている。

　一方で、欧州や米国では、初音ミクはいまだ日本の奇天烈なものの象徴としてしか認知されていないと説明。「初音ミクの音楽は西洋の大ヒット歌手たちの基準にはまだ達していないかもしれない」が、「ファンたちが力を持てば、どんなことでもかない得る」と述べている。