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Tue, 09 August 2022

英国発ニュース

英紙が小保方氏のSTAP細胞で「研究不正はなぜ起きるのか」

「ガーディアン」紙の電子版は18日、理化学研究所の小保方晴子氏によるSTAP細胞論文の不正問題を取り上げた上で、科学者による研究不正がなぜ起きるのかを分析する長文記事を掲載した。

 記事の執筆者は、遺伝子や幹細胞研究に詳しいジョン・ラスコ・シドニー大学教授とカール・パワー氏。同記事は、小保方氏の研究不正疑惑が発覚した後に「それまでおだてあげていたニュース・メディアは、嬉々として彼女を引きずり下ろしにかかった」と形容。また不正疑惑発覚後に行われた記者会見での小保方氏の様子を「謝罪し、お辞儀し、質問に回答し、お辞儀し、またいくつか謝罪し、お辞儀した」と伝えた。

 また同記事は、過去にも韓国の生物学者である黄禹錫(ファン・ウソク)氏や仏生物学者のアレクシス・カレル氏などの研究成果が疑問視されてきたと指摘。一方で小保方氏の研究不正が明らかになる過程が非常に迅速であったことから、「間違いを正すという科学の力」を評価すべきであると訴えた。また小保方氏の研究には「信じられないほどの不注意」があったと述べる一方で、STAP細胞研究がそれほどの注目を浴びなければ、小保方氏の研究不正は気付かれなかった可能性があると指摘している。

 さらにはSTAP細胞論文の共著者であるチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授が小保方氏のように非難の矢面に立たされることがなかった理由について、「米国では科学研究不正に関する調査は秘密理に行われるため」であると述べている。
 
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