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ロンドンのゲストハウス
Tue, 28 March 2017

英国発ニュース

財務相、「公約破り」撤回-国民保険料率の引き上げ見送り

 (ロンドン3月15日時事)ハモンド財務相は、公的年金給付金や国民保健サービスの財源となっている国民保険料率の一部を引き上げる提案について、与党・保守党議員への書簡で撤回する方針を明らかにした。BBC放送などが15日報じた。保守党は2015年の総選挙の公約に保険料率の引き上げ凍結を盛り込んでいたため、「公約破りだ」などと批判が高まっていた。

 ハモンド氏は8日に2017年度(17年4月~18年3月)予算案を発表した際、自営業者の年収8060~4万3000ポンドの部分について、現行9%の保険料率を18年4月から10%に、19年4月から11%に引き上げると説明。自営業者よりサラリーマンのほうが保険料率が高く、不公平な状態を解消するのが狙いだと述べていた。

 しかしその後、与党内で反発が強まり、メイ首相は引き上げの決断を今秋まで先送りするとトーンダウン。ハモンド氏ははしごを外された形となり、対応が注目されていた。

 欧州連合(EU)離脱を決めた昨年6月の英国民投票で、ハモンド氏は残留を支持した。メイ内閣はジョンソン外相、デービスEU離脱担当相、フォックス英国際貿易相ら強硬な離脱派が幅を利かせているだけに、バランス感覚を持つハモンド氏は貴重な存在だ。

 ただ、離脱派はハモンド氏が経済見通しや政策立案で離脱派にブレーキをかけることを疎ましく感じているとの見方もあり、今回の一件には、与党内、閣内でのハモンド氏の立場を弱める政治的な狙いもあるとの観測が浮上している。
 
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