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Sun, 18 February 2018

英国発ニュース

英で女性参政権100年-さらなる地位向上求める声

 (ロンドン 2月10日 時事)英国で初めて女性参政権を認める法律が成立してから今月で100周年を迎えた。この間、政治などでの女性の活躍の場は大きく広がった。米映画界でのセクハラ告発を発端に、世界各地で女性の権利問題が注目を集めている中での節目となり、女性運動家らは一層の女性の地位向上が必要だと声を上げている。

メイ首相は100周年当日の6日、参政権運動の中心地だったマンチェスターで記念演説を行い、「女性議員がこれまでになく増えた英議会で(故サッチャー氏に次ぐ)2人目の女性首相として奉仕できることを誇りに思う」と語った。

英国では1918年2月6日、財産などで一定の条件を満たした30歳以上の女性に選挙権を認める法律が成立。10年後の28年には、21歳以上の全ての男女に選挙権が拡大された(現在は18歳以上)。

女性参政権獲得を目指す運動が英国で始まったのは、19世紀後半のことだ。デモなど穏健な方法を通じた権利運動のほか、活動家エメリン・パンクハースト(1858~1928)が率いた「サフラジェット」と呼ばれる女性らは、時に投石や放火など過激な戦いを展開。こうした活動は日本を含めた海外の女性運動にも大きな影響を与えた。日本で女性参政権が認められたのは1945年。

エメリンのひ孫で女性運動家のヘレン・パンクハーストさん(53)は、100周年に合わせて著書「不言実行-女性の権利の昔と今」を出版した。ロンドンで開かれた出版会見で、「女性に権利が与えられるのが当たり前と考えてしまうのは危険だ」と指摘。100年前より女性の地位は向上したものの、「私たちは(完全平等に向けた)運動を継続しなくてはならない」と訴えた。

 
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