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Mon, 24 September 2018

英国発ニュース

メイ政権、決裂でも航空合意を-混乱回避へ書簡

 (ロンドン 9月12日 時事)「ガーディアン」紙(電子版)は11日、メイ政権が欧州連合(EU)離脱交渉が万一決裂した場合に備え、航空・輸送分野の混乱を回避するための2国間協定の締結をEU各国に求める書簡を送っていたと報じた。

 メイ首相は「下手な合意より決裂の方がましだ」と繰り返してきたが、報道が事実なら、決裂によって英EU間の旅客機の運航や物流が大混乱に陥るのは困るようだ。

 EUのバルニエ首席交渉官は「交渉が決裂すれば終わりだ。(航空など特定の分野に特化した)合意はない」と繰り返しており、メイ政権が焦燥感を募らせ、バルニエ氏を迂回(うかい)する形で各国に直訴した形だ。

 離脱交渉が決裂すると、英国は来年3月末でEUの関税同盟と単一市場から脱退することになり、英航空会社の旅客機はEU域内の空港を使用できなくなる可能性がある。また、通関手続きの復活に伴い、ドーバー海峡の両岸には貨物トラックの長蛇の列ができると考えられている。

 同紙は、ラーブEU離脱相がバルニエ氏に叱責されたと伝えた。なぜ英国による書簡の送付が判明したのか不明だが、おそらく受け取ったEU加盟国から欧州委員会に連絡が入ったとみられる。

 英国は手持ちの交渉カードがほとんどないため、決裂のリスクをちらつかせる瀬戸際戦術に徹してきたが、これまでのところ効果は限定的だ。
 
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