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Sat, 16 February 2019

英国発ニュース

メイ首相「バックストップ、削除せず」-強硬派と食い違い

 (ロンドン 2月6日 時事)メイ首相は5日、北アイルランド・ベルファストでの演説後の質疑応答で、1月の英議会で否決された欧州連合(EU)離脱案の見直しをめぐり、北アイルランド問題への対応策「バックストップ」を離脱案から削除することをEUに提案するわけでないと述べた。

 EUからの独立を重視する与党・保守党の「ハード・ブレグジット(強硬な離脱)」派や、少数与党のメイ内閣に閣外協力している北アイルランドの地域政党・民主統一党(DUP)は、離脱案からバックストップを削除することを要求。これが通らなければ、首相の修正離脱案には賛成しないと明言している。

 首相は1月29日の議会で、強硬派らの要求を「真剣な提案だ」と評価した上で、「われわれは誠実に、前向きに対応していく」と述べ、強硬派らの期待値をつり上げていた。

 しかし、この日の質疑応答で首相は「将来のための保険(バックストップのこと)を含まない合意を受け入れるよう説得しようとしているわけではない。議会が言ったのは、バックストップには修正が必要だということだ。そういう趣旨で下院議員らと協議している」などと発言。わずか1週間で態度を変えたという見方も出ている。

 29日の議会で賛成多数で可決された動議は「バックストップを代替措置と入れ替える」よう訴えており、素直に読めば、強硬派らの要求の方が動議の内容に忠実で、首相の主張はこの動議の曲解に近い。

 ただ「タイムズ」紙によると、首相官邸は代替措置案が排除されたわけではないと説明したという。

 英メディアは「首相、バックストップに固執」(「フィナンシャル・タイムズ」紙)、「首相、バックストップの削除求めず」(BBC)、「与党の亀裂、再び」(「ガーディアン」紙)などと伝えている。
 
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