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Sat, 16 February 2019

英国発ニュース

ジョンソン前外相がEU離脱、無計画だったと認める-強硬派と温度差

 (ロンドン 2月12日 時事)無計画に欧州連合(EU)離脱を喧伝した英国の政治家は地獄に落ちるとトゥスクEU大統領が発言したことをめぐり、ボリス・ジョンソン前外相は11日のBBCラジオで「(離脱の)計画はある。数年前からとは言わないまでも、(内容は)何カ月もほとんど変わっていない」と述べ、2016年の国民投票時から確たるビジョンがあって離脱を主張したわけではないことを事実上認めた。

 EU残留を主張した「ガーディアン」紙は、トゥスク氏の発言を受け、地獄に落ちる確率が高いのはジョンソン氏らだと報じていた。

 この日のラジオでジョンソン氏は、「合意なき離脱」は英国にとって「完全にOKだ」などと強気の発言をしてきた姿勢を後退させた。「完全に満足か」との質問に「それは誇張だ。合意が全くない離脱は挑戦をもたらすだろう。ただ、それが起きるとは思わない。英国もEUも、市民・企業にとっての最善を望む責任ある人々によって運営されていることを理解することが極めて重要だ」などと、いつになく常識的な発言に終始した。

 合意なき離脱をけしかけ続け、結果的に実現のリスクが高まってきたため、何とかして責任を逃れるため、言動を調整している可能性がある。

 議会で否決された離脱案の見直しをめぐっては、懸案となっている英領北アイルランド問題への対応策「バックストップ(安全網)」を削除するのが「最も有望だ」としながらも、「英国が関税同盟の監獄に閉じ込められないようにする方法が問題だ」として、バックストップに適用期限を設ける案を「賢明だ」と評価。バックストップの削除以外は受け入れられないと態度を硬化させているジェーコブ・リースモグ下院議員ら「ハード・ブレグジット(強硬な離脱)」派らとの温度差が表面化した。
 
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