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Tue, 26 March 2019

英国発ニュース

離脱延期、EUに要請へ-英議会が大差で可決

  (ロンドン 3月15日 時事)英議会下院(定数650)は14日午後(日本時間15日未明)、29日に迫った欧州連合(EU)離脱を少なくとも6月末まで3カ月間延期することをEUに要請する政府提案を賛成413、反対202の大差で可決した。政府の離脱案はこれまで2度にわたって否決されてきており、期限までに離脱の準備を整えるのは困難と判断した。議会は13日に「合意なき離脱」の拒否も表明済みで、懸念された月末の混乱は回避される公算が大きくなった。

 離脱の延期はEU加盟国首脳の全会一致で決まる。EUは21、22の両日、ブリュッセルで開く首脳会議で諾否を判断する見通しだ。ただEUに残留する期間をどの程度にするかは英国内で意見が割れている。調整に手間取れば延期決定に支障が出る恐れもある。

 EUは5月に欧州議会選挙を行い、次期議員の任期は7月に始まる。選挙に参加しない英国は「6月末までに離脱するのが望ましい」というのがメイ首相の立場だ。 

 しかし、短期間の延期でできることは限られている。このため政府は、離脱案の3度目の採決を20日までに実施し、何とか議会を通過させた上で、残りの批准作業を3カ月で済ませるシナリオを中心に据えている。

 これが実現しなければ「長期の延期が必要になる可能性が高い」(英政府)。欧州議会選への参加は避けられないとみられる。残留が長引けば、離脱が達成されるかも不透明になってくる。

 メイ首相の離脱案に反対してきた与党・保守党内の強硬派らは、妥協を拒むあまり肝心の「離脱実現」を取り逃がすリスクに直面し、譲歩を検討し始めた。首相は強硬派らから翻意を引き出すため、圧力を強めていく構えだ。

 この日の議会では「改めて離脱の是非を問う国民投票の再実施」を求める動議の採決も行われたが、反対多数で否決された。

 

 ◇英EU離脱関連の今後の主な日程

2019年

3月20日 英議会、離脱案の3度目採決

  21日 欧州連合(EU)首脳会議(~22日)

  29日 当初の英EU離脱予定日

5月23日 欧州議会選挙(~26日)

6月30日 メイ首相案の離脱延期期限(3月20日の議会可決が条件)

7月 2日 欧州議会招集

10月31日 ユンケル欧州委員長任期満了

11月30日 トゥスクEU大統領任期満了

  20年

12月31日 当初の英EU離脱「移行期間」終了

 

 ◇英EU離脱めぐる動き

2016年 6月 英国民投票で「EU離脱」多数

  17年 3月 英、EUに離脱の意思を正式通告。原則2年以内の離脱決まる

  18年 11月 英・EU、離脱交渉で妥結

  19年  1月 英議会、離脱案を否決

     3月 英・EU、離脱修正案で合意(11日)

     同 英議会、修正案も否決(12日)

     同 英議会、「合意なき離脱」拒否(13日)

     同 英議会、政府の離脱延期提案を可決(14日)
 
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