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Thu, 18 April 2019

英国発ニュース

英離脱、10月末まで再延期-前倒しも、6月に進捗点検

 (ブリュッセル 4月11日 時事)欧州連合(EU)はブリュッセルで10日に開いた臨時首脳会議で、12日に迫る英国のEU離脱期限を最大で10月末まで再延期することで合意した。期限前に英議会が離脱案を承認し英EU双方が批准した場合は、その翌月1日に前倒しで離脱する。6月に英国の事態打開に向けた取り組みの進捗(しんちょく)などを点検することでも一致した。

 メイ首相も受け入れ、経済や社会への混乱が懸念される「合意なき離脱」は当面、回避される見込みとなった。メイ氏は英与野党協議を進めるため、6月末までの延期を要請していたが、EUは短期解決は見込めないと判断した。

 トゥスクEU大統領は会議後の記者会見で、延期期間について「最善の解決策を得るには十分だ。どうかこの時間を無駄にしないでほしい」と英国に呼び掛けた。 

 英国は5月22日までに離脱協定案を批准しなければ、同23~26日の欧州議会選挙に参加しなければならない。首脳声明では、参加義務を怠れば離脱日は6月1日になるとも明記した。

 首脳会議では当初、12月末や来年3月までの長期の延期を軸に検討したが、マクロン仏大統領は、英国が加盟国にとどまり続け、EUの政策決定に支障を来す事態を懸念し短期延期を強硬に主張。最終的に欧州委員会の現体制の任期でもある10月末で折り合った。

 声明では、離脱協定案は「再交渉できない」と改めて確認。英国は「いつでも離脱を撤回する権利がある」とも指摘した。

 

 ◇EU首脳声明のポイント

 一、英国のEU離脱を10月末まで再延期、6月に進捗(しんちょく)点検

 一、期限前に英EU双方が離脱協定案を批准すれば、その翌月1日に離脱

 一、欧州議会選挙に不参加なら6月1日に離脱

 一、離脱協定案は再交渉できない

 一、「政治宣言」は再考の用意

 一、英国にはいつでも離脱撤回する権利

 

 ◇英国のEU離脱をめぐる動き

2016年 6月   英国民投票で「欧州連合(EU)離脱」が多数

  18年 11月   英・EU、離脱案で合意

  19年 1月   英議会、離脱案を否決

   3月12日   英議会、離脱案を改めて否決

      21日   EU首脳会議、英国の離脱延期を決定

     29日   英議会、離脱案を三たび否決

   4月 2日   メイ首相、事態打開へ野党に協力呼び掛け

      3日   英政府・与党と労働党が緊急協議開始

      5日   メイ首相、離脱の再延期をEUに要請

     10日   EU首脳会議、英離脱の再延期で合意
 
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