instagram Facebook ツイッター
ロンドン生活便利サイト neconote
Tue, 21 January 2020

英国発ニュース

王子夫妻「引退」に衝撃―女王らは知らされず

 (ロンドン 1月9日 時事)ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が、王室の中心任務を担う「シニア王族」の立場から退くと発表したことで、国内に衝撃が広がっている。シニア王族がこうした形で公務から「引退」するのは過去にほとんど例がなく、伝統を覆す事態。王室の在り方が問われることにもなりそうだ。

 夫妻は8日夜に声明で「シニア王族を退き、財政的に独立する」考えを発表。今後は働きながら英国と北米を往来する生活を送るという。

 報道によれば、夫妻は声明の全文を自分たちで執筆。王子の祖母エリザベス女王や父チャールズ皇太子をはじめ、他の王族に事前の相談はなかったもようで、王室当局者も「不意打ちを食らった」(BBC放送)形。女王らは突然の発表に「傷つき、失望している」という。女王らはテレビで一報を知ったとの報道もある。 

 声明は決断の理由に触れていないが、二人は以前から執拗(しつよう)な取材に不満を訴えており、王室と距離を置くという「前代未聞」(同)の選択をしてでもメディアの圧力から逃れようとしたというのが大方の見方だ。また、王子の兄ウィリアム王子夫妻との「仲たがい」もたびたび伝えられ、公務やメディア対応をめぐり他の王族たちと確執が生じた可能性もある。

 9日の英各紙はこぞってこのニュースを1面で掲載。「デーリー・テレグラフ」紙は二人の写真と共に「王子夫妻が王室を見限った」と大見出しを掲げた。タイムズ紙は社説で「希望は理解できるが、早まった発表は子供っぽく無分別だ」と批判。ある専門家は、2度の離婚経験がある米国人女性と結婚するため1936年に退位した元国王エドワード8世の「王冠をかけた恋」と比較し、「歴史は繰り返される」とコメントした。
 
  • Facebook

治験参加者募集エイチエムアール
2020年 カレンダー販売
キャリアコネクションズ ゲンダイ・ゲストハウス
バナー バナー

ロンドン・レストランガイド ブログ