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Tue, 21 January 2020

英国発ニュース

墜落旅客機、イラン誤射か―ジョンソン首相が見解述べる

 (ニューヨーク 1月10日 時事)ウクライナ国際航空のボーイング737型旅客機がテヘランの空港近くで墜落し、乗客乗員176人全員が死亡した問題で、欧米やカナダ当局は9日、イランの地対空ミサイルが同機を誤って撃墜した可能性が高いとの見方を一斉に示した。米イランの緊張激化のさなか、無関係の民間人を襲った悲劇に対し、63人の犠牲者を出したカナダなどに衝撃が広がった。ただイラン当局は撃墜を強く否定。主張が対立する中で原因調査は難航が必至だ。

 誤射の可能性は米メディアが先行して報じた。間もなくカナダのトルドー首相が記者会見し、「(情報機関などの)証拠はイランの地対空ミサイルが撃墜したことを示している」と発表。続いてジョンソン首相も「旅客機がイランの地対空ミサイルによって撃墜されたという情報がある」とした上で「意図したものではなかったかもしれない」と述べた。

 「ニューヨーク・タイムズ」紙(電子版)によると、米当局者はロシア製の地対空ミサイル2発がイランの防空システムから発射されたと指摘。偵察衛星が発射を探知し、ミサイルによる航空機撃墜を確認するイラン側の通信を傍受したという。同紙はミサイルが直撃した瞬間とされる映像を報じたが、それによると、暗闇の中で大きく発光した様子が映っている。 

 旅客機は8日、キエフに向けてテヘランの空港を離陸直後に墜落した。この数時間前にイランは米軍によるイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害への報復として、イラクの駐留米軍基地を弾道ミサイルで攻撃しており、イランは米軍による報復を警戒していたとみられる。米連邦航空局(FAA)もイランの攻撃を受け、米民間航空会社の航空機に対し、イランなどの上空飛行を禁止する措置を講じた。

 ただ撃墜を否定するイランは「科学的に不可能だ」と反論。CNNテレビによると、カナダ当局などが墜落現場に入ることを認められたが、真相究明につながるかは不透明だ。
 
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