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Tue, 21 January 2020

英国発ニュース

英領北アイルランド、共同自治が3年ぶり復活―EU離脱で前途多難

 (ロンドン 1月12日 時事)英国の欧州連合(EU)離脱で注目を集めた英領北アイルランドの議会が11日開かれ、長年対立してきた主要政党2党を中心とする共同自治政府が復活した。2017年1月から3年間に及んだ政治空白にピリオドが打たれたが、月末のEU離脱によって大きな転機を迎える地域の前途は多難だ。

 自治政府首相には、北アイルランドの英帰属維持を望むプロテスタント系民主統一党(DUP)のフォスター党首が返り咲いた。副首相には、地続きのEU加盟国アイルランドへの併合を目指すカトリック系シン・フェイン党のオニール副党首が指名された。

 フォスター氏は11日の議会で「前へ進む時が来た。社会が後戻りし、分断が拡大することは許されない」と訴えた。

 北アイルランドでは1960年代以降に帰属をめぐる紛争で3600人以上が犠牲となった。98年の和平合意でプロテスタント系とカトリック系が権力を分担する政治制度が導入されたが、DUPとシン・フェインの連立政権は双方の関係悪化により17年に崩壊。和平の柱の共同自治は機能不全に陥っていた。 

 英国とEUは離脱交渉で、北アイルランドの複雑な事情を重視。同地域を英国、EUそれぞれの関税の二重運用圏とすることで、英国だけでなくアイルランドとの経済的な一体性も損なわないよう配慮した。ただ、DUPもシン・フェインも、この離脱案には反対だ。
 
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