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Tue, 21 January 2020

英国発ニュース

英王室、「家族サミット」で協議―ヘンリー王子夫妻の「引退」宣言

 (ロンドン 1月14日 時事)ヘンリー王子夫妻が主要公務から退くと表明した問題で、王子の祖母エリザベス女王らは13日、家族で集まり、対応策を話し合った。BBC放送などが報じた。主要王族の「引退」は異例の事態で、「家族サミット」は王室の伝統や在り方を変え得る「歴史的」(BBC放送)なものとなりそうだ。

 東部ノーフォークにある女王の邸宅で開かれた「サミット」には、女王の他王子本人、王子の父チャールズ皇太子、兄ウィリアム王子が参加。ヘンリー王子の妻メーガン妃も滞在先のカナダから電話で加わったもようだ。「主要公務から退き、働いて金銭的に自立する」との夫妻の意向を受け、夫妻の地位や将来的な役割、財政問題などについて「実現可能な解決策」(女王)を模索した。

 夫妻が8日に事前の相談なしで声明を発表して以来、ヘンリー王子と女王が顔を合わせるのは初めてとされる。結果は数日以内にまとまる方向だが「問題は複雑」(王室)で、実行には時間がかかる見通し。最大の課題は財政面で、夫妻がどう経済的に独立するのか、王室からの援助や警備費用をどうするかなど、疑問は多い。

 夫妻の「爆弾宣言」は王族たちを大きく動揺させている。12日付「サンデー・タイムズ」紙によると、ウィリアム王子は友人に「悲しい。人生でずっと弟と支え合ってきたが、もうそうすることはできない。僕たちは離れた存在になってしまった」と胸中を吐露した。

 一方で、13日付「タイムズ」紙が、メーガン妃を歓迎しないウィリアム王子からの「いじめ」が「引退」の背景にあったと報じると、直ちに兄弟連名で反論の声明を出した。報道は「でっち上げ」と強く否定し、臆測に基づく記事の氾濫に兄弟共に不快感を抱いていることを示した。
 
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