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Sat, 11 July 2020

英国発ニュース

ファーウェイ、英に研究拠点―5G参入で攻勢強める

 (ロンドン 6月28日 時事)中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)は、ケンブリッジ近郊に新たな研究・製造拠点を建設すると発表した。米国が制裁強化などで包囲網を敷く中、次世代通信規格「5G」通信網で英国を突破口として攻勢を強める姿勢を鮮明にした。

 ファーウェイは地元自治体から建設許可を取得。建設計画の「第1段階」として約10億ポンド(約1300億円)を投じ、約400人を雇用する。張建崗副総裁は「研究機関や大学、地元産業界と緊密に連携し、英国の産業戦略を支援する役割を果たしながら、業界全体の光通信技術を発展させたい」と述べた。

 英国は1月、最重要同盟国・米国からの「機密情報が流出する」との警告を振り切る形で、5G通信網にファーウェイの参入を限定的に容認。ファーウェイは今回の投資をてこに英国との結び付きを一段と強め、西側諸国に展開していく構えだ。

 ただ、米国の制裁強化を受け、英国は参入容認決定の見直しに着手している。香港をめぐる英中対立も激化しており、国内では「米国側に付くべきだ」(ブレア元首相)とジョンソン首相に方針転換を求める声が上がっている。

 ポンペオ米国務長官は25日のテレビ会議による講演で、ファーウェイを「中国共産党の監視体制の実動部隊」と断定し、英国への圧力を強めている。英政府が2023年までにファーウェイ製品の全面排除を検討しているとメディアに伝えられるなど、ファーウェイの対英巨額投資が実を結ぶかには不透明感も漂う。 


 
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