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Thu, 22 October 2020

英国発ニュース

ジョンソン首相、対EU交渉停滞に「失望」―首脳会議受け続行可否判断

 (ロンドン 10月15日 時事)ジョンソン首相は14日、難航している欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)締結交渉をめぐってフォンデアライエン欧州委員長、ミシェルEU大統領と電話会談した。ジョンソン氏は交渉での進展の少なさに「失望」を表明。EUは強硬姿勢の英国に改めて歩み寄りを求めた。

 ジョンソン氏は9月上旬、10月15日を交渉の合意期限に一方的に設定した。しかし、EUとの間では、漁業権や補助金規制といった主要な懸案で大きな溝が残ったままだ。

 EUは15日からの首脳会議で、年末のFTA発効を目指して英国との話し合いを加速させる方針で一致する見通し。これに対しジョンソン氏は、EUの議論を見極めた上で交渉を続けるか否かを16日にも判断する。英メディアは、ジョンソン氏が交渉続行を決める見込みだと報じている。

 フォンデアライエン氏は会談後、「EUは合意(実現)に取り組んでいるが、どんな犠牲を払ってでも(英国と妥結する)というわけではない」とツイッターに投稿した。 

 英国は1月末にEUを離脱したが、年末まではEU加盟国同然の「移行期間」。この間にFTAをまとめてスムーズな「完全離脱」を果たすのが英EU双方の目標だ。

 ただ、英国に引き続き影響力を行使したいEUと、EUからなるべく距離を置こうとする英国は鋭く対立。交渉は物別れに終わるリスクもはらんでいる。

 
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