拾い、手放す日々 ベルリンで出会うモノたち
20 Juni 2025 Nr.1244 文・写真 田澤陽
【ベルリン発】ベルリンに越してきてから、洋服やモノを買う頻度が減り、代わりにしょっちゅうそれらを街中で拾うようになりました。犬も歩けば棒に当たるとはよく言ったもので、お店で買った小物より、たまたま道で拾った置物の方が実は気に入っていたり、ふと気づいたら、本日のスタイリングは下着以外全て拾ったものになってしまった、というのは日常茶飯事です。
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フィットネスの小径 自然の中で鍛えよう!
20 Juni 2025 Nr.1244 文・写真 岡本 黄子
【ハンブルク発】私事ですが、長年の保育士としての仕事と加齢のせいもあり、ここ数年、慢性的な腰痛に悩まされています。医者に相談したところ、リハビリテーションを受けることを勧められ、約3週間のリハビリに通うことになりました。その間仕事は休み、土日を除く毎日8~15時または16時まで、びっしりのプログラムに参加するのです。
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野外イベントの季節到来!ジャズの祭典「Moers Festival」
20 Juni 2025 Nr.1244 文・写真 M.K.
【ケルン発】柔らかな風が心地良い季節が到来し、各地でさまざまな屋外イベントが開かれています。ノルトライン=ヴェストファーレン州デュイスブルク近郊のメールス市では、6月6日~9日にかけて国際ジャズ・フェスティバル「Moers Festival」が開催されました。
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スプーン家族が見守る「FEINKOST」の今と昔
20 Juni 2025 Nr.1244 文・写真 編集部 O
【ライプツィヒ発】ライプツィヒのランドマークといえば、旧市街にある聖トーマス教会や旧市庁舎、バッハ像などの歴史的スポットがまず思い浮かぶかもしれません。しかし、地元の人々に親しまれているシンボルの一つに「Löffelfamilie」(スプーン家族)というユニークなネオンサインがあります。ライプツィヒ南部のカルチャースポット「FEINKOST」の建物に取り付けられており、半円形のテーブルを囲んで座る4人家族が、スプーンを手に食事を続けるような動きを繰り返すという仕掛けで、訪れる人々の目を引いています。
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地域密着のフレンドリーなお祭り ナウロードのÄppelblütefest
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 S. ヨーコ
【フランクフルト発】今回は、春の訪れを告げるリンゴの花のお祭り、Naurod Äppelblütefestをご紹介します。このお祭りは、1954年に地元のObst- und Gartenbauverein(果樹園・園芸協会)が創立25周年を祝ったことをきっかけに始まり、毎年5月第2週末にヴィースバーデン地区北部の町ナウロードで開催されています。今年も天候に恵まれ、5月9~12日の間に行われました。
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2年目にして10倍規模に 漫画・アニメの祭典「ハナコン」
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】「鬼滅の刃」の炭次郎、「ハイキュー」の日向翔陽、ゲームでおなじみのマリオなど、コスプレの人たちが溢れる会場。これは先日ハノーファーで開かれた漫画やアニメのフェスト「ハナコン」の様子です。今年で2回目の開催となり、全国からアニメファンが訪れ、大にぎわいでした。
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空を見て地図を描いた 天文学者トビアス・マイヤー
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 久次貴子
【シュトゥットガルト発】私の住む町、マールバッハ・アム・ネッカーは、フリードリヒ・シラーの生まれた町として有名です。でも実はもう一人、歴史に名を遺した人物が生まれた町でもあります。18世紀に活躍したトビアス・マイヤーという天文学者で、月の地図を作ったことなどで知られています。彼の生家もこのマールバッハに存在し、静かな旧市街にミュージアムがあるのです。
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