春の訪れを告げる、ベルリン・ハーフマラソン
19 April 2019 Nr.1096 文・写真 中村真人
【ベルリン発】4月7日、ベルリン・ハーフマラソンが開催されました。西ベルリン時代から数えると39回目となるこの大会は、ベルリンの春の風物詩ともいえるイベント。今大会は116カ国からこれまでで最多となる約3万7000人もの申し込みがあったそうで、そのうち3万5551人がハーフマラソンに、1524人がインラインスケートのレースに参加しました。
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ミニチュアで体感するベルリン750年の歴史
15 März 2019 Nr.1094 文・写真 中村真人
【ベルリン発】せっかくの週末なのに外は雨。4歳の息子をどこに連れて行こうかと悩んだときに、以前から気になっていたアミューズメント施設「リトル・ビッグ・シティ」に行ってみようと思い立ちました。
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広島県福山市で出会ったホロコースト記念館
15 Februar 2019 Nr.1092 文・写真 中村真人
【ベルリン発】アウシュヴィッツ強制収容所が解放された1月27日は、国際ホロコースト記念日に指定され、ベルリンのドイツ連邦議会では追悼式典が行われます。私は毎年この模様をテレビ中継で見ていますが、今年は一時帰国でたまたま広島県福山市に滞在していました。
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ブレスラウで活躍した、オットー・ミュラーの展覧会
18 Januar 2019 Nr.1090 文・写真 中村真人
【ベルリン発】1919年は欧州の歴史において大きな転換点となった年です。第一次世界大戦が終結し、いくつもの小国が独立。欧州の勢力図が大きく変化するとともに、芸術においても新たな潮流が生まれました。
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ブライトシャイト広場のクリスマスマーケット2018
21 Dezember 2018 Nr.1088 文・写真 中村真人
【ベルリン発】毎年11月末から、カイザー・ヴィルヘルム記念教会前のブライトシャイト広場で開催されるクリスマスマーケットは、ベルリン西地区に住む私にとって特に馴染み深い冬の風物詩です。2016年末にここでテロ事件が起きて間もなく2年、今年の様子をお伝えしたいと思います。
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発生から80年「水晶の夜」の特別展
16 November 2018 Nr.1086 文・写真 中村真人
11月9日はドイツ史において「運命の日」と呼ばれます。この日に起きた重要な出来事の一つが、1938年の反ユダヤ主義暴動の「水晶の夜」です。今年はあの事件から80年の節目を迎えるに際し、ナチス時代にゲシュタポ本部があった記念館「テロのトポグラフィー」で特別展「水晶の夜−反ユダヤ主義テロ1938」が開催。
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ベルリンで開催された統一記念日の中央式典
19 Oktober 2018 Nr.1084 文・写真 中村真人
9月半ば頃から、ベルリンの街のあちこちで、赤黄黒を基調に「Nur mit Euch」(あなたたちと一緒でこそ)と書かれたポスターやパンフレットを見かけるようになりました。10月3日のドイツ統一記念日の中央式典は、毎年連邦参議院の議長役を務める州で行われるのが定例になっており、今年はベルリンにその役が回ってきたのでした。
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バレリーナ針山愛美さん、バレエと歩んだ半生を語る
21 September 2018 Nr.1082 Nr.1080 文・写真 中村真人
ベルリン国立バレエ団に10年間在籍し、現在も多彩な活動を続けるバレリーナの針山愛美さんが、このたび自著『世界を踊るトゥシューズ』(論創社)を刊行しました。「人生の折り返し地点に差し掛かろうかというときに、これまでの歩みを振り返る機会をいただいた」という針山さん。多忙なスケジュールの合間にベルリンでお話を伺いました。
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40周年を迎えたクリストファー・ストリート・デイ
17 August 2018 Nr.1080 文・写真 中村真人
ベルリン西地区の大通り、クーダムに入ると、近隣に響き渡る大音量が聞こえてきました。次々と続く大型のトレーラーに乗っているのは、仮装する人やパートナー同士で戯れる人たちまで多種多様。通りには楽しい雰囲気が充満しています。7月最後の土曜日は、LGBTの祭典、クリストファー・ストリート・デイ(CSD)の日でした。
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稲森安太己作曲のオペラ『Wir aus Glas』
20 Juli 2018 Nr.1078 文・写真 中村真人
ドイツ・デトモルト在住の稲森安太己さんは、近年活躍の場を広げている気鋭の作曲家です。6月19日から24日まで、稲森さんが作曲したオペラ『Wir aus Glas』が、ベルリン・ドイツ・オペラのスタジオTischlereiで上演されました。
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