(ロンドン 3月2日 時事)英競争・市場庁(CMA)は2日、大手ホテルグループ間で競争上重要性の高い情報を共有した疑いがあるとして、米ホテルチェーン大手ヒルトン・ワールドワイドなどに対し、1998年競争法に基づき正式調査を開始したと発表した。
調査対象には、ヒルトンのほか、同業の米マリオット・インターナショナルと英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)、データ分析ツールを提供した米調査会社コスター・グループが含まれる。
CMAによると、これらのホテルグループは、コスター傘下のホテルデータ分析ツールを用いて、市場における価格や供給状況などの競争上の重要情報を共有していた可能性があるという。現時点で法令違反の有無について言及していない。
競争法上、重要性の高い情報とは、市場における競争上の不確実性を減らし、企業の競争戦略に影響を及ぼす可能性のある情報を指す。CMAは、第三者のデータ分析事業者を介した情報共有であっても、「相手企業の行動予測に関する不確実性を低下させ、市場競争に影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。
Mon, 16 March 2026



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