(ロンドン 5月20日 時事)19日開幕の世界的権威がある英造園コンクール「チェルシー・フラワー・ショー」で、長崎県出身の庭園デザイナー石原和幸氏がメインのショー・ガーデン部門のシルバーギルト・メダルを受賞した。「トコノマ・ガーデン」と名付けられた日本庭園で、「かつて日本家庭の中心だった床の間から美しい景色を眺める伝統」を再現。調和性や伝統美が高く評価された。
シルバーギルト・メダルは金メダルに次ぐ賞。トコノマ・ガーデンは、床の間を模した建物の周りに白砂や景石、コケなどが広がるデザインで、主催団体は「個人の思い出と、家族の絆や地域社会という普遍的な価値観の双方を体現」し、「訪れる人々が立ち止まり、思いを巡らせ、自然の美しさを味わう場」となっていると評した。
石原氏は同ショーで通算13個の金メダルを獲得。今年は惜しくも金を逃した。「世界で最もたたえられるガーデン・デザイナーの一人」に挙げられ、故エリザベス女王から「緑の魔術師」と呼ばれたこともある。今年の作品に関し「伝統的な空間を現代風に再解釈した」と語っている。
Sun, 24 May 2026



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