「ロンドン・バス」を見つける旅に出発!

2015年01月06日 by 編集部(梅谷)

読者の皆様、初めまして。今月から編集部でインターンをすることになりました梅谷です。今月でロンドン滞在8カ月目になりましたが、アートとエンターテインメントを愛する街ロンドンでは日々新しいイベントが盛りだくさんで、飽きることがありません!

ということで今回はそんなアート・イベントの一つスカルプチャー・トレイルズを見てみようと「『ロンドン・バス』を見つける旅」に行って参りました。

スカルプチャー・トレイルズとはロンドン交通局が行っている企画で、有名・無名を問わず様々なアーティストとコラボレーションしてペイントを施した小さなロンドン・バスのインスタレーション(大型二輪くらいの大きさでしょうか)を街中に設置しているというものです。

早速、ロンドン交通局のサイトで見ることの出来る、設置場所の書かれた地図をプリントアウトして出掛けたのですが、これが案外、道の途中にさりげなく置かれていたり、お店の中にあったり、そもそも地図が結構アバウトでなかなか探すのが大変でした。そんな中、なんとか出合えた5つのバスを紹介したいと思います。

1カ所目はロンドン交通博物館の入り口です。ここでは一気に2つのバスを発見することができました。さすが交通博物館の入り口ですね。

まず目に留まったのがこのフサフサとしたバスです。か、かわいい! 皆さんご存知の通り衛兵を模したバスでしょうか。個人的には毛の生えた動物やこけ玉なんかが好きなので、とても気に入りました。

Sculpture trails: ロンドン・バス

フサフサ衛兵バス


「その隣に並ぶのがこちら。一見地味ですが、よく見るととてもカラフルでした。車体に書かれた文字はロンドンの大学生たちが交通アクセス性について考えたときに思い浮かんだ言葉だとか。
Sculpture trails: ロンドン・バス

落書き? じゃなくてブレインストーミングです


3つ目がなかなか見つからず同じ道を行ったり来たり。なんと本屋さんの地下にありました。本屋にバス。なんとも不思議な取り合わせでしたが意外にも色合いが店内とマッチしていて素敵でした。
Sculpture trails: ロンドン・バス

本屋にバス!?


4つ目はレスター・スクエアからチャリング・クロスへ下る道の途中で発見。これぞロンドン! お馴染みの建物の絵が一面に書かれているので、これを見ただけでロンドンを一周した気分になれることでしょう!
Sculpture trails: ロンドン・バス

これぞザ・ロンドン


最後はピカデリー・サーカスで見つけることが出来ました。このデザイン! キャスキッドソン・ファンにはたまらないでしょう。にわかファンの私でもぐっときました。
Sculpture trails: ロンドン・バス

ファンにとっては夢のキャスキッドソン柄バス


寒さに震え、今回のところはやむなくこの辺で断念。なかなか探すのが難しいこのスカルプチャー・トレイルズですが見つけたときは想像以上にうれしいもの! 展示は1月11日までなので、皆さんも早めにお気に入りの「ロンドン・バスを見つける旅」に出掛けてみてはいかがでしょう。

Sculpture trails: www.tfl.gov.uk/campaign/sculpture-trails

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