ロンドンから1時間、ブログデールの果樹園でお花見フェスティバル

4月21日、ロンドンの南東、ケントにある世界でも最大規模を誇る果樹園、ブログデール・コレクションズで開催されたお花見イベント「Hanami Festival」へ行ってきました。実はこのイベント、3月から1カ月ほど続いた悪天候及び寒気のために、1週間順延となったのですが、当日は待ったかいもあって見事な晴天!

ロンドンからの行き方は、電車でSt Pancras International駅から果樹園最寄のFaversham駅まで約1時間10分(Victoria駅からも電車が出ています)。Faversham駅への向かう車窓もこのプチ旅の楽しみのひとつ。この時期は、一面黄色で染まった菜の花畑や、チャールズ・ディケンズのお気に入りで多くの小説をかきあげたと言われる街、Rochesterの街並みも車窓から垣間見ることができます。
Faversham駅を出ると、タクシーが待機しているので、簡単に果樹園まで向かうことができます(タクシー代、約5ポンド)。徒歩で向かう場合は、きれいに手入れされた住宅地、農場などの横を通って約30分ぐらいです。

ブログデール・コレクションズに着くと、「花見フェスティバルはこちら!」と係の方が誘導してくれます。駐車場脇を進んでいくとフェスティバル専用のテントがあり、当日券を購入する人たちが少し列を作っていたのですが、今回私達は、事前にオンラインでeチケットを購入していたので、別の列でプリントしたものを見せるとチケット代わりの紙製リスト・バンドをもらって、すぐに会場中に入ることができました。

blogdale hanami festival

フェスティバル会場の入り口。順延になったために、ミニ電車などのアクティビティが中止になったという看板も。

フェスティバル会場内に入ると、ピクニックエリアの桜の木の下でシートを敷いてお花見を楽しんでいる家族連れや、和太鼓と居合術のデモンストレーションを真剣に見ている人たちで既に賑わっていました。

ピクニック・エリアではたくさんの種類の桜が植えられていて、満開なものもあれば、まだ咲き始めていないものも。それでも色とりどりの桜を見ながらのピクニックは格別です。皆さん、慣れた様子でハンパーやベンチセット、テントなどを持参して、思い思いにお花見を堪能しているようでした。

brogdale hanami festival

ピクニック・エリアの桜と和太鼓のデモンストレーションに集まった人々

Brogdale Hanami Festival

brogdale hanami festival

ピクニックを楽しむ家族連れ

Brogdale Hanami Festival

日本刀を使用してのデモンストレーション

brogdale hanami festival

「ケント盆栽クラブ」による展示

お弁当を持参してなくても、お寿司やクレープ、パイなどを売っているストールもあるので、身軽にピクニック気分を楽しむことができます。

イタリア系のスイーツやパイを売っているストール。ドーナツは軽い食感で絶品

サクサクのソーセージ・ロール

Brogdale Hanami Festival

寿司のストール

フェスティバル会場は区切られたスペースで開催されていたのですが、4000以上の種類が植えられているという果樹園の中も割と自由に歩くことができて、様々な果物の花を見ることができます。昨年10月に開催された「ナショナル・アップル・フェスティバル」にも訪れていたのですが、そのときは広大な敷地にずらっと並ぶ赤や赤紫色のりんごの木々の風景に感動。

春は収穫の時期とはまた違う、可憐な花々や新緑が清々しい景色を楽しめます。ガイド付きのトラクター・トレイラーに乗れば、果樹の花の見頃などの説明も聞きながら、果樹園をぐるっとまわることができます。

Brogdale Hanami Festival

ヨーロッパ、アメリカなどから集められた285種類にわたる桜の木

Brogdale Hanami Festival

果樹園の中には自由に遊べる木琴のアクティビティが

brogdale hanami festival

果樹園をぐるっとまわるトラクター・トレイラー

Brogdale Hanami Festival

右側に見えるのはミニ電車用のレール

トラクター・トレイラーで果樹園を1周してもよいのですが、メインの会場から少し離れたところにあるJapanese Exhibitionの会場前で途中下車することも可能。ここでは、食べ物や茶道などの日本文化の紹介、実際に浴衣の着付けや折り紙を体験することができるブースがあり、大人も子供も夢中になっていました。

Brogdale Hanami Festival

着付け体験用の浴衣はユニークな柄が勢揃い

Brogdale Hanami Festival

日本の文化を紹介するブース。「ニュースダイジェスト」も展示していただいていました

近くにはブログデール・コレクションズで採れた果実を使った、ジャム、ジュース、ビネガー、チャツネ、アイスクリームなどを購入できる直営フルーツ・ショップがあります。フルーツの種類も様々な種類のリンゴをはじめ、チェリー、ラズベリー、ブルーベリー、ストロベリーなど、スーパーではなかなか買えないフレッシュな素材を使ったものがたくさんあるので、思わず目移りしてしまいます。

Brogdale Hanami Festival

Russet、Bramleyなどを使ったりんごジュース

Brogdale Hanami Festival

Coxを使ったりんごジュース

Brogdale Hanami Festival

ヴィネガー、ジャム、チャツネなど

Brogdale Hanami Festival

ルバーブ&カスタードとチェリー・パイのアイスクリーム

ほかにも、果樹園の入り口近くにはレストランやサイダー、エール、スピリッツなどの酒類や雑貨を売っているショップ、お肉屋さんなどもあります。

豊富な種類が揃うサイダー

果樹園にはリンゴだけでも2200種類、洋梨、チェリー、プラム、クインス、ベリー系のフルーツがコレクションされていて、春から夏にかけては楽しそうなイベントが目白押し。エキスパートによるガイドツアーや子どものためのトレイルから、エルダーフラワー・ドリンクの作り方を学べるコースまで様々なものがあります。

ロンドンから少し離れてのんびり過ごしたいとき、自然を満喫したいときにぴったりなブログデール・コレクションズ。一度訪れてみてはいかがでしょうか?(縞)

2018年に予定されているイベント

  • 花見ピクニック(4月1日〜30日)
  • ストロベリー・フェア(6月10日)
  • チェリー・フェア(7月16日)
  • プラム・デー(8月12日)
  • アーティザン・サイダー・フェスティバル(8月25、26日)
  • ペア・デー(9月16日)
  • ナショナル・アップル・フェスティバル(10月13、14日)

* 天候により日程が変わることもありますので、ウェブサイトなどでご確認ください。

Brogdale Collections
www.brogdalecollections.org
[アクセス]ロンドンからはFaversham駅まで電車で1時間強。
Faversham駅からBrogdale Collectionsまでタクシーで約£5.00。徒歩では約30分。

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