ニュースダイジェストの制作業務
Wed, 02 July 2025
The Guardian

Okinawa was the bloodiest battle of the Pacific War — 80 years on, are the dead being betrayed?

沖縄は太平洋戦争で最も激しい戦場だった80年後、戦没者の尊厳は踏みにじられているのか

「ガーディアン」紙(電子版)は9日、太平洋戦争で最も激戦となった沖縄戦から80年を迎えた現在、戦没者の尊厳が危機にさらされているという視点から特集記事を組んだ。

同紙は、辺野古へのこ基地建設のための埋め立て土砂が、沖縄戦の激戦地から採取される可能性にあり、遺骨が含まれているかもしれないという懸念が地元住民や遺族から強く出ていると紹介。沖縄では戦後に建てられた住宅やインフラの下に今も多くの遺骨が埋もれていると伝えた。6月23日の沖縄戦終結80年を前に、推定18万8000人の日本人戦没者の大半は収容されたが、DNA照合による身元確認は遅々として進まず、今も約1400体が未確認のまま保管されていると説明。80年前の戦没者たちの遺骨を収集するボランティア、具志堅隆松ぐしけんたかまつ氏の活動を紹介した。

さらに同紙は、太平洋戦争最後の大規模な戦闘地となった沖縄が、現在の国際的緊張の中心にもなっていると報道。東・南シナ海における中国の領有権主張や北朝鮮の台頭のなかで、沖縄はその地政学的重要性を増しており、台湾有事の際には米国の初動対応の拠点となるとされていると述べ、記憶と尊厳、戦後の基地問題が交差する沖縄の現状を多角的に伝えた。

The Independent

Japan is considering a major change to rules for foreign visitors 外国人観光客に対する規則の大幅な変更を検討

「インディペンデント」紙(電子版)は6日、外国人観光客が医療費を支払わずに帰国する問題を取り締まるため、日本の厚生労働省は観光客に対し民間の医療保険への事前加入を義務付ける可能性があると報道。次期政策に盛り込まれる見込みと伝えた。

The Independent

Japan's Osaka Expo temporarily suspends water shows after high levels of bacteria detected 大阪万博、高濃度の細菌が検出され水上ショーを一時中止

「インディペンデント」紙(電子版)は9日、大阪で開催中の万博で、基準値の20倍に達するレジオネラ菌が水中から検出されたと報道。これにより人気の噴水ショーが一時的に中止になるほか、浅いプール・エリアも清掃と安全点検が必要になったと述べた。

The Times

Curry crisis as cost of Japan’s comfort dish surges 日本の国民食「カレー」が価格高騰で危機に

「タイムズ」紙(電子版)は10日、主食である米の価格高騰によりカレーライスのコストも上昇し、大小のカレーライス店が前例のないほど多く廃業に追い込まれていると報道。政府による備蓄米の放出政策も、米価格の下落までには至っていないと報じた。

The Guardian

Chinese fighter jet in near miss with Japan military plane as Pacific tensions rise 中国の戦闘機が日本の軍用機とニアミス

「ガーディアン」紙(電子版)は12日、太平洋を航行中の空母「山東」から離陸した中国機が、自衛隊哨戒機の45メートル以内を飛行したと報道。衝突を引き起こす可能性があったとし、林芳正官房長官は事件の再発防止を中国政府に強く求めたと伝えた。

 
The Guardian

Holiday bookings to Japan are down - could a 90s manga comic’s earthquake prediction be to blame?

日本旅行の予約が減少中1990年代の漫画の地震予言が原因か

「ガーディアン」紙(電子版)は5月26日、1990年代に出版された漫画に描かれた暗い予言が、アジアのいくつかの国から日本へのホリデー予約の激減の原因となっていると報じた。

記事は、日本にとって主要な観光市場である国々からの航空便予約が激減しており、その背景には、たつき諒氏の予知夢に基づいて描かれた日本の漫画「私が見た未来」の存在を指摘する声があると説明。99年に出版されたこの漫画の初版の表紙には、2011年3月に大災害が起こると記されていたが、この月、実際に日本では東日本大震災が起きた。そのため、21年に刊行された追加資料付きの新版にある「次の大災害は2025年7月5日に起こる」という言葉が、日本を避けるよう警告するセンセーショナルなSNSの投稿で不安をあおっていると伝えた。

同紙は、最新のデータを紹介し、たつき氏の予言が最も大きな影響を及ぼしているのは、韓国、台湾、香港であると報道。特に香港では航空券予約が前年比で50パーセント減少しており、特に6月下旬から7月上旬にかけての予約は最大83パーセントも落ち込んだと伝えた。また記事は、たつき氏が最近のこうした傾向を受け、自身の作品が自然災害への備えの重要性を喚起するきっかけになったことをうれしく思うと語る一方で、過度に影響を受けすぎないことが大切だと毎日新聞のインタビューで語ったと伝えた。

The Independent

Japan considers making childbirth free to reverse dwindling birth rate 政府は出生率の低下を食い止めるため出産の無償化を検討

「インデペンデント」紙(電子版)は5月15日、政府は現在の出生率の低下を食い止めようと、2026年4月から国民の出産費用を負担することを検討中だと報道。平均自然分娩費は約52万円で、現在の政府の補助金制度では十分ではないと伝えた。

The Times

Diplomatic storm is brewing over ‘sad’ British afternoon tea 英国のアフタヌーン・ティーをめぐり外交上の嵐が巻き起こる

「タイムズ」紙(電子版)は5月16日、大阪で開催中の万博で、英国館をめぐり騒動が起きていると報道。1人5000円の伝統的なアフタヌーン・ティーがイケアのトレイに盛られた大量生産の菓子と紙コップに入った紅茶で、苦情が殺到していると伝えた。

The Guardian

Runaway rice prices spell danger for Japan’s prime minister as elections loom 選挙が迫るなか、米価の高騰は石破首相にとって大きな危機

「ガーディアン」紙(電子版)は5月19日、日本の主食である米の価格を引き下げる試みにほとんど効果がなく、消費者の怒りが広がるなか、7月の参議院選を控えた政府は内閣の支持率が27パーセントという、記録的な低支持率と戦っていると伝えた。

The Guardian

Japan introduces rules to put outlandish baby names to bed 奇抜な赤ちゃんの名前を禁止する規則を導入

「ガーディアン」紙(電子版)は5月27日、日本政府が風変わりで解読不能な名前の蔓延を抑制する改正法を導入したと報道。子どもの名前に独創性を加えたいと願う親たちの間で急増している、キラキラ・ネームの弊害に対処する措置と伝えた。

 
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