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Tue, 22 August 2017
イギリス・ロンドンのイベント紹介

今年は2月28日!知っているようで知らない
パンケーキ・デーの5つの豆知識

パンケーキ・デー英国の「パンケーキ・デー」は、日本人にとっては比較的なじみの薄い風習の一つだろう。だがキリスト教にまつわるれっきとした伝統行事で、主に英語圏で祝われている。ここではその由来や楽しみ方などを紹介しよう。

1断食前のパンケーキ

パンケーキ・デーは、キリスト教信者が復活祭前に行う40日の断食期間(四旬節と呼び、日曜日は除く)を前に、戸棚の中の卵や牛乳などを消費するため、あるいは卵や牛乳で滋養を摂っておくため、パンケーキを作ったのが始まりと言われている。現在では40日間も食事制限をする人は少ないだろうが、英国では毎年2月の告解の火曜日(Shrove Tuesday)にパンケーキを食べる伝統が維持されている。Shrove Tuesday は、四旬節の始まる前日に当たり、これまでの罪を悔い改め、魂を清めて、四旬節前の最後の食事の機会を祝う日である。

2今年は2月28日

Shrove Tuesday は復活祭に連動するため、日にちが毎年異なる。「イースター・サンデーの47日前」として数えるので、今年は2月28日がパンケーキ・デーだ。ちなみにShrove Tuesdayにパンケーキを食すのは主に英国、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの聖公会やそのほか一部プロテスタント、カトリックなどの国々。

3パンケーキ・レースの始まり

フライパンに入ったパンケーキを持ったまま走る「パンケーキ・レース」は15世紀から続く英国の風習。その始まりは、イングランド南東部バッキンガムシャーのオルニーに住む一人の主婦だという。断食の前日であるShrove Tuesday には信者たちは教会で懺悔をするのが習わし。1445年に、オルニーの主婦がパンケーキを焼いていたところ、礼拝の始まりを告げる教会の鐘が鳴り響いた。懺悔の時間に遅れそうになったその女性は、パンケーキの入ったフライパンを持ち、エプロン姿のまま大慌てで教会へ駆け込んだという。これがレースのきっかけという言い伝えがある。

レースの告知板
本場オルニーで開催されているレースの告知板

4ロンドンのパンケーキ・レース

昔は、参加者は主婦のみでゴールは教会だったそうだが、現在は性別関係なく、英各地でレースが開催されている。参加者はエプロンにスカーフ姿で、熱々のパンケーキが入ったフライパンを持ち、ゴール目指して走る。途中で3回(2回という説もあり)フライパンの中のパンケーキをひっくり返さなければ失格。ロンドンでは下記のレースがよく知られている。

The Great Spitalfields Pancake Race

スピタルフィールズのパンケーキ・レース

ロンドン東部スピタルフィールズで毎年開催されるレース。リレー形式なので、友達を誘って4人チームを作って参加しよう。料理の得意な人、足の速い人など組み合わせるのが勝利の秘訣かも。参加申し込みは このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください へ。チャリティー・レースのため参加費がかかる。当日飛び入り参加も可だが、フライパンを忘れずに。

Old Truman Brewery
2月28日(火)12:30(参加者は12:15 までに到着)
Brick Lane, London E1 6QL
最寄駅: Liverpool Street
www.alternativearts.co.uk

Parliamentary Pancake Race

1998年から始まり、国会議事堂の隣という場所柄、観光客にも人気の高いレース。下院議員、上院議員、プレス関係者たちがグループに分かれて競い合う。スーツの上からエプロンを掛け、シェフの帽子をかぶった参加者の様子が見ものだ。このレースでスタートの合図をするのは、BBC「ブレックファスト」のプレゼンター、ナーガ・マンチェッティー。

Victoria Tower Gardens
2月28日(火)10:00
Millbank, London SW1P 3JA
最寄駅: Westminster
http://rehab.ie/pancake-race

Poulters’ Pancake Races

ギルドホールのパンケーキ・レース
ギルドホール前で大真面目に走る参加者たち

ギルドホールで開催されるレースは、職人組合チームに分かれて行われる。年配の紳士たちがフライパンを手に、古風なガウンをひるがえして走る。優勝チームにはトロフィーの替わりにフライパンが与えられるとか。レース時に作られたパンケーキはその場で販売され、売り上げの一部がチャリティーに寄付されるという。

Guildhall Yard
2月28日(火)11:00
Gresham Street, London EC2P 2EJ
最寄駅: Moorgate/Bank
www.clockmakers.org/events-2/events/the-poulters-pancake-race

5英国のパンケーキってどんなの

パンケーキというと、米国のフカフカしたホットケーキや、フランスのクレープなどを思い浮かべるが、英国のパンケーキはホットケーキのように分厚くなく、クレープに近くやや薄め。焼いたパンケーキは葉巻のような形に巻いて、上から砂糖とレモン汁をかけて食べる。生クリームもフルーツも使わないシンプルで潔いスタイルは英国ならでは。ここ数年のパンケーキ人気でロンドンでも様々なスタイルのパンケーキが気軽に食べられるようになったが、英国式も試してみては?
英国風パンケーキのレシピ「英国の口福を探して:パンケーキ Pancake」

英国式パンケーキ
レモンがアクセントの英国式パンケーキ


● ギルドホールのパンケーキ・レース

 
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