チャールズ国王が米議会で関係修復訴え
「共通の価値守る同盟を」
4月27日、国賓訪問のためホワイトハウスの外交応接室に招かれたチャールズ国王夫妻(写真左)
(ワシントン 4月29日 時事)チャールズ国王は4月28日、米議会の上下両院合同会議で演説し、「われわれの同盟が共通の価値観を守り続けることを心より願っている」と述べ、亀裂が深まる米英関係の修復を呼び掛けた。また、ロシアの侵攻からウクライナを守るため、「不屈の決意」が必要だと訴えた。
英君主が米議会で演説したのは、国王の母、故エリザベス女王が1991年に訪米した時以来で2度目。党派対立が先鋭化する米議会だが、この日は「特別な関係」を持つ英国の君主を与野党議員が温かく迎え入れ、演説中もスタンディング・オベーションで国王をたたえた。国王は演説で、欧州や中東で続く紛争が「国際社会に重大な挑戦を突き付けている」と指摘。「予測不可能な環境下で、われわれの同盟は過去の功績に安住することはできない」と警鐘を鳴らし、安全保障や経済、新興技術、環境保護などで協力の強化を求めた。
また、2001年の米同時多発テロを受け、北大西洋条約機構(NATO)が集団防衛義務を定めた北大西洋条約第5条を初めて発動したことに言及。トランプ米大統領がNATO批判を繰り返すなか、強固な同盟関係の重要性を強調した。
米、英国産ウイスキーの関税を撤廃
(ワシントン 5月1日 時事)トランプ米大統領は4月30日、英国産ウイスキーに対する関税を撤廃するとSNS で表明した。チャールズ国王夫妻による米国の国賓訪問を受け、「敬意を表した」措置だと説明した。
英国産ウイスキーに対する関税率は10%。米通商代表部(USTR)は、米英貿易協定の履行の一環として、ウイスキー輸入で優遇措置を講じることを決めたと発表した。ウイスキー関税は、米英の通商協議で争点の一つとなってきた。



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