(ロンドン 4月2日 時事)英イングランド銀行(中央銀行)のベイリー総裁は1日、ロイター通信のインタビューで、市場が年内に2回の利上げを織り込んでいることについて「市場は先走り過ぎている」との認識を示し、利上げ観測をけん制した。また、長引くイラン紛争により英国経済が打撃を受けるなか、金融政策運営では影響の拡大を避けたいとの考えを述べた。
総裁は、利上げ観測について「あくまで市場の判断に委ねられる」としつつも、現時点では過度に織り込んでいるとの見方を示した。市場では一時、年内に最大4回の利上げを見込む向きもあったが、ロイター調査によると、現在はエコノミストの大半が据え置きを予想している。
中東情勢の緊迫化が続くなか、「エネルギー価格の高止まりと供給の混乱が長期化すれば、多くの国に『極めて深刻な』負担を強いる」と指摘。金融政策については「適切と判断すれば対応する必要がある」と述べる一方、「最も重要なのはエネルギー価格ショックの根源に対処することだ」と強調した。
また、4月30日に予定される次回の金融政策委員会では、利上げの是非について「議論されるのは適切だ」との認識を示した。ただ、「物価目標を達成するという使命の枠組みの中で、経済活動や雇用への影響を踏まえ判断する必要がある」と述べ、慎重な対応を示唆した。
Mon, 06 April 2026



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