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Thu, 14 May 2026

英国発ニュース

与党大敗、新興右派が急伸―首相の責任追及も

(ロンドン 5月9日 時事)7日に投票が行われた英地方選は8日夜、開票結果の大勢が判明し、スターマー首相の国政与党・労働党が議席を大幅に減らす「手ひどい敗北」(英メディア)を喫した。不祥事で解任されたマンデルソン前駐米大使の任命問題や経済不振で批判を浴びるスターマー氏が一層の苦境に陥るのは必至だ。

選挙はイングランドの136自治体議会で、計約5000議席が争われた。8日夜時点のBBC放送によると労働党は1375ほど減らし、約950議席の見通し。牙城とされた首都ロンドンやイングランド北部などでも振るわず、支持者離れが鮮明となった。首相は8日、「私が立ち去り、国を混乱に陥れることはない」と続投を表明したが、党内で責任追及の動きが活発化する可能性もある。

一方、新興右派ポピュリスト政党リフォームUKは1420以上増やし、約1430議席となる情勢。勢力を一気に伸長させ、全体で首位に立った。同党トップのファラージ党首は「歴史的な政治の転換だ」と勝利を宣言した。

国政最大野党・保守党も550以上減らし、770議席前後となりそうだ。一方、親欧州の自由民主党や左派緑の党も存在感を示した。労働党と保守党の二大政党を軸に展開されていた英国政治が、新興政党などの台頭で「多党化」する実態が改めて浮き彫りとなった。

7日は北部スコットランドと西部ウェールズの自治議会選も行われ、8日夜までの開票結果によると、スコットランドは地域政党スコットランド民族党が最多議席を維持。労働党が強固だったウェールズでは地域政党ウェールズ党が勝利した。労働党がウェールズ議会で最大勢力の座を失うのは、ブレア労働党政権による分権推進で1999年に同議会が設置されて以降初めて。
 
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