(ロンドン 5月12日 時事)7日の英地方選で国政与党・労働党が惨敗したことを受け、スターマー首相の責任を問う声が党内で高まっている。同氏は11日、演説で党の団結を呼び掛けたが、批判は収束せず、「スターマー降ろし」の動きが今後さらに活発化する可能性がある。
スターマー氏は11日、労働党が議席を大幅に減らした地方選の結果に関し「(政策上の)過ち」があったと認めたものの、「(自身の指導力に)懐疑的な人々が間違っていると証明する」と述べ、続投の方針を改めて強調した。
しかし、地方選後、それまでくすぶっていた指導部への不満は一気に表面化している。BBC放送の分析によると、11日時点で労働党所属の下院議員70人が、スターマー氏の即時辞任もしくは辞任に向けた工程表を示すよう要求。11日には大臣補佐官4人が抗議の辞任に踏み切った。党則によると、下院議員の20%の推薦を得た候補がいれば党首選を実施できる。
こうしたなか、党の重鎮バーナム・マンチェスター市長の動向に注目が集まっている。バーナム氏はスターマー氏のライバルで、次期党首の筆頭候補とされてきた。現在下院議員でないため党首選に出られないが、報道によると、バーナム氏の立候補を実現させるため、自ら下院議員を辞して補選で当選させようとする支持派もいるという。
Thu, 14 May 2026



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