従来、英国では請求書に約12.5パーセントのサービス料が加算されるのが一般的で、それが実質的なチップの役割を果たしてきた。しかし近年は、ロンドンなどで15パーセントのサービス料が新たな標準になりつつあるうえ、仕組みにも変化が見られるという。背景にあるのは、2023年に成立したチップに関する法律で、サービス料を含むチップは全額スタッフに分配することが義務づけられた点だ。これにより、店舗側がサービス料を運営費などに回すことはできなくなった結果、一部のレストランでは「サービス料」の代わりに「管理費」(Admin fee)や、上乗せの形で「カバー・チャージ」など別名の料金を導入する動きが出ている。結果として、英国の外食における支払いはこれまでより複雑になり、最終的な支払額も増える可能性があるとみられている。
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