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Wed, 10 December 2025

LISTING イベント情報

「ザ・ボート・レース」を楽しむための6つの豆知識

名門校同士のオックスフォード大学とケンブリッジ大学がテムズ河上で雌雄を決する「ザ・ボート・レース」が今年も開催される。188年の歴史を持つというこの伝統の一戦には、知られざる逸話がいっぱい。観戦がより面白くなる、本レースに関する豆知識を紹介する。

The Cancer Research UK Boat Races
4月2日(日)
16:35(女子)、17:35(男子)にスタート
男子・女子の部ともに観戦無料

テムズ川(Putney‐Mortlake間)
Putney Bridge/Ravenscourt Park/Chiswick駅
http://theboatrace.org

The BNY Mellon Boat Race

1レースを考案したのはあの有名人の親戚

ワーズワース 今や恒例行事となった「ザ・ボート・レース」を最初に企画したのは、1829年当時にオックスフォード大学生だったチャールズ・ワーズワースと、ケンブリッジ大学生のチャールズ・メリヴェール。2人は大学入学前に、名門パブリック・スクールのハロー校にともに通った仲だった。ちなみにワーズワースは、英国を代表するロマン派詩人ウィリアム・ワーズワースの甥に当たる。
写真)「ザ・ボート・レース」の発案者は、日本でも有名なロマン派詩人ウィリアム・ワーズワースの甥

2これまでの対戦成績はケンブリッジ大学が優勢

過去の対戦成績は、ケンブリッジ大学が82勝79敗同着1で勝ち越している。2003年のレースは、両者の差がわずか1フィート(約30センチ)の大接戦となった。ロンドン西部パットニーからモートレイクまでのテムズ河上6.8キロに及ぶ現コースのベスト・タイムは、1998年にケンブリッジ大学が出した16分19秒。最も遅い優勝タイムもケンブリッジ大学の記録で26分5秒となっている。

3出場選手たちは猛練習かつ猛勉強

出場選手が本レースに向けて本格的な準備を始めるのは毎年9月から。各大学の学部生及び大学院生の中から選抜し、1日3時間の練習を週6日ペースで行う。また両大学ともに、練習参加を理由に授業負担を減らすなどの特別措置を取ることを認めていないため、選手たちには学業と練習を両立することが求められる。


文武両道を実践するオックスフォード大学(写真左)と
ケンブリッジ大学(同右)の学生たち

4「ライト・ブルー」と「ダーク・ブルー」の戦い

The Oxford Boat Raceテムズ河沿いで観戦する一般客に見分けがつくように、レース当日に各大学が使用するユニフォームとボートを漕ぐのに使用する櫂(かい)の色は、あらかじめ指定されている。ケンブリッジ大学は薄い青色、オックスフォード大学は紺青色。このため、前者のチームは「ライト・ブルー」、後者は「ダーク・ブルー」との愛称で呼ばれている。


5過去には選手ボイコット事件が起きたことも

True Blue: The Oxford Boat Race Mutiny1987年にはオックスフォード大学のチーム内で内紛が発生。同年に入学したばかりの5人の米国人学生が、指導方法や選手の選抜基準などをめぐって同大のコーチと激しく対立し、レース直前になってこの大会への参加をボイコットした。代わって控え選手が出場したオックスフォード大学は、それでも同年のレースに勝利。当時の模様を記した本「True Blue: The Oxford Boat Race Mutiny」は後にベストセラーとなった。
写真)オックスフォード大生によるボイコット事件の真相を描いた本はベストセラーに

6レース延期・中断のハプニングも発生

2012年に行われた大会では、スタートしてから10分30秒後に競技中のボートの近くを泳いで妨害する男性が現れたため、レースが一時中断されるという前代未聞のハプニングが発生。この男性は事前に自身のブログで「エリート主義は独裁につながる」として、レースの妨害計画を明らかにしていた。その後、この男性には6月の禁錮刑が下されている。また1984年には、ウォームアップをしていたケンブリッジ大学のボートがテムズ河に係留してあった荷船に衝突し、沈没。レースが翌日まで延期になるという事態が起きている。

 

世界中が注目するアカデミー賞が今年も開催される。2月22日に米ロサンゼルスで行われる授賞式には、イギリス人俳優が多数出席することでも話題に。そんな英国映画界の先頭を走る、注目すべき俳優陣や作品を紹介する。(梅谷英枝)

主演・助演賞にノミネートされたイギリス人俳優


主演男優賞ノミネート

ベネディクト・カンバーバッチ「イミテーション・ゲーム
/ エニグマと天才数学者の秘密」 
The Imitation Game

ベネディクト・カンバーバッチ(38)
Benedict Cumberbatch ロンドン出身

BBC製作のドラマ「SHERLOCK / シャーロック」で、日本でも一躍有名となったベネディクト・カンバーバッチは昨年、女優で舞台演出家のソフィー・ハンターと婚約を発表するなど公私ともに今、最も話題の人物の一人。実話を基にした「イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密」では、ドイツ軍の暗号機エニグマの暗号解読に挑む天才数学者の役に挑戦している。


主演男優賞ノミネート

エディ・レッドメイン「博士と彼女のセオリー」
The Theory of Everything

エディ・レッドメイン(33)
Eddie Redmayne ロンドン出身

仏文学の金字塔を原作とした映画「レ・ミゼラブル」で革命運動に参加する若者を熱演したエディ・レッドメインは、バーバリーのモデルを務めたこともあり、その爽やかな出で立ちからイケメン俳優としても知られる。ゴールデン・グローブ賞では既に主演男優賞を受賞して注目を集める本作では、難病に侵されながらも妻ジェーンと困難に立ち向かう天才物理学者ホーキング博士を演じる。


主演女優賞ノミネート

フェリシティ・ジョーンズ「博士と彼女のセオリー」
The Theory of Everything

フェリシティ・ジョーンズ(31)
Felicity Jones バーミンガム出身

「アメイジング・スパイダーマン2」などに出演していたフェリシティ・ジョーンズが、本作では難病に侵されたホーキング博士との結婚を選択し、献身的に支え続けた妻ジェーンを演じる。撮影前や撮影中に映画のモデルとなったジェーン・ワイルドさんと面会し「博士を深く愛しながらも、アイデンティティーを保ち続けた姿を表現したい」との思いを強くしたという彼女が、希望を持ち続ける力強い女性を好演。


主演女優賞ノミネート

ロザムンド・パイク「ゴーン・ガール」
Gone Girl

ロザムンド・パイク(36)
Rosamund Pike ロンドン出身

オックスフォード大学在学中から数々の舞台や映画で活躍してきた実力派女優のロザムンド・パイクが、「ソーシャル・ネットワーク」や「ドラゴン・タトゥーの女」で知られるデーヴィッド・フィンチャー監督による「ゴーン・ガール」で、その確かな演技力をみせる。本作では、幸せ溢れる様子から狂気に満ちた姿まで、夫を追い詰める妻を様々な表情で演じている。

助演女優賞ノミネート

キーラ・ナイトレイ「イミテーション・ゲーム
/ エニグマと天才数学者の秘密」
The Imitation Game

キーラ・ナイトレイ(29)
Rosamund Pike ロンドン出身

7歳のときにテレビ・ドラマでデビューして以来、「ラブ・アクチュアリー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「プライドと偏見」など多くの話題作に出演してきたキーラ・ナイトレイは「最も美しい顔100人」で1位に輝いたり、シャネルの香水の広告塔に起用されるなど、その美貌でも知られる。本作では、ベネディクト・カンバーバッチ演じる主人公の理解者であり、側で支える女性ジョアンを演じる。


作曲賞・美術賞・撮影賞・衣装デザイン賞

イギリス人監督「ターナー、光に愛を求めて」 Mr. Turner

ターナー、光に愛を求めて
数々の賞にノミネートされ注目される「ターナー、光に愛を求めて」は、18世紀から19世紀にかけて活躍した英画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの半生を描いた作品。彼が生きた時代を、繊細な音楽と、絵画的な美しい映像で描き出す。主演は「ハリー・ポッター」シリーズや「英国王のスピーチ」などで知られるティモシー・スポール。

 

大人の遊び場、ロンドンのキャバレー

クリスマスまであと数週間を残すのみ。どこか静謐な雰囲気を帯び出す12月のロンドンでは、 街のあちらこちらでクリスマス・キャロルの合唱が行われる。英国風にクリスマス気分を盛り上げるために、 この冬はクリスマス・キャロル・コンサートに出掛けてはどうだろう。

ノルウェーから贈られたツリーの下で
トラファルガー広場

Somerset House今年もトラファルガー広場に巨大クリスマス・ツリーが出現。第二次大戦中に英国から支援を受けたノルウェーが、その感謝の印として巨大クリスマス・ツリーを贈る習慣が1947年からずっと続けられている。そしてこのツリーの下では聖歌隊の合唱が毎日開催。ツリーのそばに設置される、キリストが生誕した馬小屋をイメージしたオブジェは日本人アーティストのスズキ・トモノリ氏が制作を担当している。

Carol Singing at Trafalgar Square
12月9日(月)~22日(日)
16:00-20:00(土・日は14:00-18:00)
クリスマス・ツリーは5日より公開
無料

Trafalgar Square
Westminster, London WC2N 5DN
Tel: 020 7983 4750
最寄駅: Charing Cross
www.london.gov.uk/get-involved/events

金融街の人々が歌い上げる
カナリー・ワーフ

ロンドン東部の金融街カナリー・ワーフには、現地にオフィスを置く大手銀行や会計事務所の職員らで構成された合唱団が登場。この日ばかりは早々と仕事を片付けて、同僚や友人の前で日ごろの練習の成果を披露する。恵まれない子供や近隣地区の若者たち向けの寄付金集めも兼ねた、コミュニティー精神にあふれるイベント。チケットは無料だが要予約。下記ウェブサイト記載のEメール・アドレスからお申し込みを。

Carols & Candle Service at Canary Wharf
12月10日(火) / 17:30、19:30 / 無料

East Wintergarden, 43 Bank Street, Canary Wharf, London E14 5NX
Tel: 020 7001 3016 / 最寄駅: Canary Wharf
www.canarywharf.com

気軽に観賞できる本格派キャロル
セント・マーティン・イン・ザ・フィールド

Somerset House障害者支援を行うチャリティー団体が、英国を代表するオペラ・カンパニーであるイングリッシュ・ナショナル・オペラのメゾ・ソプラノ歌手メアリー・プラザスと、ロンドン・シンフォニー・コーラスを迎えて開催するクリスマス・キャロル・コンサート。チケット料金が安いこともあり、毎年売り切れ必至の人気イベントなので要予約。特別パフォーマンスや有名人の出演なども予定されている。

Livability Carols
12月10日(火) 18:30
£12.50

St Martin-in-the-Fields
Trafalgar Square, London WC2N 4JJ
Tel: 020 7766 1100
最寄駅: Charing Cross
www.stmartin-in-the-fields.org

あの聖歌隊の合唱を観賞できる
ロイヤル・アルバート・ホール

聖歌と言えば、世界的に名高いケンブリッジ大学キングス・カレッジの聖歌隊。15世紀のイングランドを統治していたヘンリー6世が設立したという由緒あるこの聖歌隊が、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールに登場する。同ホールではそのほか、500名のコーラスによるヘンデルの「メサイア」のコンサートや、大観衆と一緒に合唱する「シングアロング」などクリスマス関連の音楽イベントを多数開催している。

King's College Choir
12月17日(火)/ 19:30 / £13.50~55

Royal Albert Hall Kensington Gore, London, SW7 2AP
Tel: 0845 401 5034 / 最寄駅: South Kensington
www.royalalberthall.com

一度でいいからこの場所で聖歌を
セント・ポール大聖堂

Somerset House古くからロンドン市民の心の拠り所となってきたセント・ポール大聖堂。英国各地に留まらず、世界中から信者が礼拝に訪れるので、クリスマス当日またはその前後にこの大聖堂内でクリスマス・キャロルを聴くというのはなかなか難しい。そこで一般向けに開催されるのが、乳がん撲滅を目指すチャリティー団体が主催するこのコンサート。テレビでおなじみの有名人が聖書の朗読を行うなど、特別な演出も用意されている。

Breast Cancer Care Carol Concert
12月17日(火)19:00
£45、60(そのほかのチケットは既に売り切れ)

St Paul's Cathedral
St Paul's Churchyard, London EC4M 8AD
Tel: 0845 092 0829
最寄駅: St Paul's
www.stpauls.co.uk

自分でも歌いたいという人には
ハンプトン・コート

聖歌をただじっと聴くだけではなく、歌ってみたいという人にぴったりのイベント。場所はロンドン郊外に位置するハンプトン・コート宮殿の敷地内、伴奏はプロのバンドが担当といった最高の環境で、参加者たちが誰もが知っているような有名な聖歌を歌い上げるというユニークな趣向となっている。テムズ河沿いの宮殿の屋外部分で実施されるので、参加の際には防寒具を多めに持参するのを忘れずに。

Courtyard Carol Singing
12月17日(火)18:00・20:00、 / 12月21日(土)20:00
(そのほかの日程は既に売り切れ)/ £7.50

Hampton Court Palace, Surrey KT8 9AU
Tel: 0844 482 7777 / 最寄駅: Hampton Court
www.hrp.org.uk/HamptonCourtPalace

 

ガイ・フォークス・ナイト Guy Fawkes Night

ガイ・フォークス・ナイトのイベント

ガイ・フォークス・ナイト1605年11月5日、英国国教会を優遇する体制派から弾圧を受けていたカトリック教徒の過激派たちが、英国王ジェームズ1世を暗殺しようと、王が訪問を予定していた国会議事堂に爆薬を仕掛けようとする事件が発生。この暗殺計画が未遂に終わったことから、毎年11月初旬になると、主犯格であったガイ・フォークスを模した人形を燃やし、花火を打ち上げて平和を祝う習慣が定着した。そこで今回は、主にロンドンで開催されるガイ・フォークス関連イベントを紹介する。

11月2日(土)

Alexandra Palace

花火大会と並行してドイツ・ビール・フェスティバルを開催。また遊園地施設やアイス・スケート場など、園内にはたくさんの楽しみがそろっている。

開場: 14:00(花火は20:00スタート、ビール・フェスティバルは23:00まで)
料金: £6~10(子供£4~7)

Alexandra Palace
Alexandra Palace Way London N22 7AY
Wood Green駅
www.backwithabang.com

 

Battersea Park

ガイ・フォークス・ナイトを彩るものと言えば、花火とかがり火。近年の関連イベントは前者のみを開催する傾向が強まっているが、バタシー・パークではガイ・フォークスを模した人形が赤々と燃える様子も合わせて眺めることができる。

開場: 18:00(かがり火は 19:30、花火は20:00スタート)
料金: £6.50~10(10歳未満は無料券が必要)

Battersea Park
London SW11 4NJ
Battersea Park駅
www.wandsworth.gov.uk/fireworks

 

Blackheath

近年では珍しく入場料が無料でかつ規模の大きな花火大会。広大な芝生の大地が続くブラックヒースに毎年10万人もの人々が集まる。

花火は20:00スタート
料金: 無料

Blackheath Common
London SE3 0TY
Greenwich / Blackheath駅
www.lewisham.gov.uk

 

Ealing

日本人が多く住むイーリング地区で行われる。「007」「レ・ミゼラブル」「グリース」「オペラ座の怪人」といった映画やミュージカルの名曲に合わせての花火大会。

開場: 18:00(花火は19:30スタート)
料金: £6(子供£4)

Ealing Cricket Club
Corfton Road London W5 2HS
Ealing Broadway駅
www.ealingcc.co.uk

 

Ravenscourt Park

遊園地施設や屋台などを充実させた家族向けのイベント。こちらはスーパーヒーローのテーマ曲が鳴り響く中での花火ショーとなるので、子供連れに最適。

開場: 18:00(子供用は19:15、一般向けの花火は20:00スタート)
料金: £5~7(5歳以下は無料)

Ravenscourt Park
Ravenscourt Road London W6 0UL
Ravenscourt Park駅
www.lyric.co.uk

 

11月3日(日)

Richmond

ロンドン西部リッチモンドにあるラグビー競技場で行われる。屋根付きの会場なので、割高のグランドスタンド・チケットならば雨の日でも安心。

開場: 16:30(花火は19:00スタート)
料金: £8~10(5~15歳は£5)

Richmond Athletics Ground
Twickenham Road Surrey TW9 2SF
Richmond駅
www.the-raa.co.uk

 

11月5日(火)

Crystal Palace Park

2部構成となっているのが特徴。打ち上げ音が小さく、より色彩豊かな色の花火が見られる子供の部と、大音量の音楽とともに盛大な花火が打ち上がる大人の部に分かれている。

開場: 18:00(子供用は19:00、一般向けの花火は20:30スタート)
料金: £6(3~10歳は£4)

Crystal Palace Park
Thicket Road London SE20 8DT
Crystal Palace駅
www.crystalpalacefireworks.co.uk

 

Wimbledon

テニスのウィンブルドン選手権では当日券待ちの行列がテントを張る場所となるウィンブルドン・パーク。ガイ・フォークス・ナイト当日は、テレビ番組や映画のテーマ・ソングをバックにして行われる子供用向けの打ち上げ花火も用意されている。

開場: 17:15(かがり火は18:30、子供用は18:45、一般向け花火は20:30スタート)
料金: £8(4~15歳は£6)

Wimbledon Park
Revelstoke Road London SW19 7HU
Southfields / Wimbledon Park駅
www.merton.gov.uk

 

Lewes

ロンドン中心部から電車で1時間ほどの場所にある、中世の雰囲気を残す街ルイス。ガイ・フォークス・ナイトの規模の大きさとしては英国随一を誇るこの街において、現代を生きる政治家たちなどを模した人形を燃やすかがり火の行列が、街全体を行進する。

11月5日(火) 17:00ごろよりスタート
料金: 無料

Lewes市内各地
Lewes駅
www.lewesbonfirecelebrations.com

*そのほか、11月初旬にはロンドン市内を含む英国各地においてガイ・フォークス関連ベントが開催されます。在住地におけるイベント実施の有無及び詳細については、地元のカウンシルなどにお問い合わせすることをお勧め致します。
 

テムズ・フェスティバル Thames Festival

ロンドンのテムズ河付近で毎年開かれる大規模なお祭りが、テムズ・フェスティバルだ。昨年までは週末限りのイベントだったが、今年は開催期間を10日間に拡大。プログラムの内容もより多彩になっている。ここでは新しくなったテムズ・フェスティバルの主な見所を紹介する。
http://thamesfestival.org


シップス・オペラ1513: A Ships' Opera by Richard Wilson and Zatorski + Zatorski
シップス・オペラ

歌手ではなく、様々な船の警笛や大砲の音などでオペラを上演するという非常に独創的な演目。著名現代芸術家のリチャード・ウィルソンらが演出を担当する。テムズの河口付近やO2、タワー・ブリッジ近辺でそれぞれ1幕ずつ計3幕を上演する予定。

9月14日(土)
メイン・アクトは19:45より
無料

メイン・アクトはThe Pool of London
(タワー・ブリッジとロンドン・ブリッジの間)で開催

 

デラックス・リバー・クルーズ・バイ・ダグ・フィッシュボーンThe Deluxe River Cruise by Doug Fishbone
デラックス・リバー・クルーズ・バイ・ダグ・フィッシュボーン

ロンドンの観光名物の一つとなっているテムズ河上クルーズの特別版。米国生まれのロンドン在住アーティスト、ダグ・フィッシュボーンが「デラックス・リバー・クルーズ」と題した船上の観光案内を行う。

9月14日(土)・15日(日)
13:30、16:00
£10(子供 £8)

Westminster Pier~Tower Pier

 

アドリフト・バイ・ヒュー・ロックAdrift by Hew Locke
アドリフト・バイ・ヒュー・ロック

水上で命を失った者たちを追悼するための企画。船乗りたちのための教会として知られるシティ地区の「オール・ハローズ・バイ・ザ・タワー」内に、花やアクセサリーで飾り付けをした約3.7メートル大の船を展示する。

9月6日(金)~15日(日)
月~金 8:00-18:00、土 10:00-17:00、日 10:00‐13:00
無料

All Hallows by the Tower
Byward Street, London EC3R 5BJ

 

テムズ・バイ・レイラ・カーティスThe Thames (from London Bridge, Arizona to Sheerness, Canada), 2013
テムズ・バイ・レイラ・カーティス

英国人アーティストのレイラ・カーティスによる、海図やテムズ河付近の地名の語源などを素材として使った芸術作品を展示。過去には日本の地図を使ったコラージュ作品などの制作実績を持つカーティスの作品がテムズ河岸に並ぶ。

8月17日(土)~
無料

Southbank

 

ポートレート・オブ・ア・リバー・バイ・ニコラ・ベンディックス・スカイリム・ラーセンPortrait of a River by Nikolaj Bendix Skyum Larsen
ポートレート・オブ・ア・リバー・バイ・ニコラ・ベンディックス・スカイリム・ラーセン

デンマーク生まれのビデオ・アーティストであるニコラ・ベンディックス・スカイリム・ラーセンが監修した動画を公開。漁師や船漕ぎなど、水上で働く人々の暮らしなどを追った全60章からなる映像作品を上映する。

9月13日(金)~15日(日)
10:00-22:00
無料

London Television Centre前の芝生

 

キッズ・クワイアーKids' Choir - Voyages of Discovery
キッズ・クワイアー

ロンドン市内に通う600名以上の児童によって構成される合唱団「キッズ・クワイアー」による公演。英国で同様の音楽関連プロジェクトを多数手掛けている著名教師によって率いられた少年少女たちが、タワー・ブリッジ付近で歌のパフォーマンスを披露する。

9月15日(日)
13:00-14:00
無料

The Scoop at More London

 
 

ミュージアム・アット・ナイト Museum at Night

夜が更けると展示物が動き出す摩訶不思議な博物館を舞台とした米映画「ナイト・ミュージアム」の世界を実現したかのような企画「ミュージアム・アット・ナイト」が、5月中旬に英国各地の博物館やアート施設で実施される。その中から、ロンドン市内で行われる主なものをご紹介。
文: Kohei Ojimaほか

宮殿の中で一夜を過ごす

Kids Kensington Sleepover!

Kids Kensington Sleepover!現在でも王室メンバーの住居として使われているケンジントン宮殿内の部屋に宿泊し、翌朝には朝食が提供されるという、貴族気分を味わうことができる何とも贅沢なイベント。後に19世紀の大英帝国を支配する女王となったビクトリア王女の誕生日を参加者たちがともに祝うという構成になっている。夜が更けた後もロウソクの灯に照らされた宮殿の中を探険することができる、滅多にない機会。7~11歳向け。

5月16日(木)19:00~17日(金)8:30
£55(要予約)

Kensington Palace State Apartments
Kensington Gardens, London W8 4PX
Tel: 0844 482 7777
High Street Kensington/Queensway駅
www.hrp.org.uk/KensingtonPalace


オンライン・ユーザー限定の特別企画

BMW Tate Live: Liu Ding

テート・モダンでは、オンライン・ユーザーに限定した企画を開催。1990年代に行われた中国人アーティストへのインタビューの音声とバロック音楽をミックスしたパフォーマンスをオンライン中継するという、何とも前衛的な試みが実施される。ツイッターやフェイスブックといったソーシャル・ネットワーク・サービスを通じてキュレーターが質疑応答に応じるという仕組みも用意している。

5月16日(木)20:00-21:30 無料

Tate Modern
Bankside, London SE1 9TG
Tel: 020 7887 8888
Southwark/Mansion House/St. Paul's駅
www.tate.org.uk


見上げてごらん子午線上の星を

Make a Planet Finder (Explore Your Universe)

Royal Observatory Greenwich子午線で有名なグリニッジの旧王立天文台では星空をテーマとしたイベントを実施。星座早見表を作るワークショップの後に、自作の早見表を手にしながら夜空を観賞する。また付設のプラネタリウムでは、映画「ハリー・ポッター」シリーズのロン役でおなじみのルパート・グリントがナレーターを務める地球外生命体の存在を探るショーが開催中。

5月18日(土)
星座早見表のワークショップ 16:00-20:00 無料
プラネタリウムでのショー £6.5(子供£4.5、家族£17.5)

Royal Observatory Greenwich
Blackheath Avenue, London SE10 8XJ
Tel: 020 8858 4422
Cutty Sark for Maritime Greenwich駅
www.rmg.co.uk


あのギャラリーで「スウィンギング・ロンドン」

WMG Late: Vintage Bop and Beats

「モダン・デザインの父」であるウィリアム・モリスの作品を集めたギャラリーで、ビートルズやミニ・スカートに象徴される、60年代後半の「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれる音楽やファッションの流行を再現。60年代に男女同一賃金を求めてストを起こした女性工場職員たちを主人公に据えた映画「メイド・イン・ダゲナム」で描かれたダンス一座などが登場する。

5月16日(木)18:30-22:30 無料

William Morris Gallery
Lloyd Park, Forest Road, London E17 4PP
Tel: 020 8496 4390
Walthamstow Central/Blackhorse Road駅
www.wmgallery.org.uk


初夏の夕べにガーデン・パーティー

The Horniman Garden Party

The Horniman Garden Party19世紀後半に紅茶の貿易で財を成したフリデリック・ホーニマンが収集したコレクションを集めた博物館では、庭園と呼ぶにはあまりに広大な緑空間でガーデン・パーティーが開かれる。サンバやボサノバといった南国を彷彿とさせる音楽の生演奏が流れる中で行われる、動植物をテーマとした映画の上映や、詩の朗読などが夜の雰囲気を盛り上げるはず。植物学者によるジン・カクテルの作り方セミナーも。

5月16日(木)18:00-21:00 £3(要予約)

Horniman Museum
100 London Road, London SE23 3PQ
Tel: 020 8699 1872
Forest Hill駅
www.horniman.ac.uk


シーフードに彩られる一夜

Cockles and Mussels@Late

Cockles and Mussels@Lateカキ、ホタテ、ウナギのゼリー寄せなどを始めとする英国におけるシーフードの歴史を都市社会学者が語る一夜。この日のためにシーフード・レストランのスペースを特設するなど、食欲を刺激する構成となっている。英国・アイルランドで最も優れたアルバムに対して贈られるマーキュリー賞に昨年ノミネートされた英国人フォーク・シンガーのサム・リーが特別出演。

5月18日(土)19:00-21:30 £7

Museum of London Docklands
No.1 Warehouse, West India Quay, Canary Wharf London E14 4AL
Tel: 020 7001 9844
West India Quay/Canary Wharf駅
www.museumoflondon.org.uk/docklands

 

英国の代表的な野外フェス

異常気象とでも呼ぶべき極寒の日々が続いた季節にもようやく終わりを告げて、春を迎えつつある英国。このまま日がぐんぐんと伸びていくと、いよいよ野外フェスティバルの季節となる。キャンプを張り、屋台で食事しながらライブ尽くしの数日を過ごす野外フェス体験は、音楽好きにとってはまさに極楽の時間。人気イベントのチケットはすぐに売り切れとなってしまうので、予約はお早めに。

2カ所で開催の本格派ロック・イベント
Reading / Leeds Festival
8月23日(金)~25日(日)

Reading / Leeds Festivalロンドン郊外レディングとイングランド北部リーズで同時開催されるロック・フェスティバル。出演アーティストたちがこの2カ所をめぐるので、どちらの会場にいても、観客は同じアーティストの演奏を観賞できるという構成になっている。

Richfield Avenue (Reading) と
Bramham Park (Leeds) で同時開催

最寄駅: Reading駅 またはLeeds駅
出演者: Green Day、Eminem、Biffy Clyroほか
料金: 通し券£202.50+予約手数料、1日券各£90+予約手数料ほか
www.readingfestival.com
www.leedsfestival.com


英国最大のレゲエ&ダブ・フェス
One Love
8月16日(金)~18日(日)

One Loveロンドン地下鉄ディストリクト線の終点に当たるアップミンスター駅近くで行われる、英国最大のレゲエ&ダブ音楽のフェスティバル。ヒーリングやセラピーといった、心の平和をもたらすことを目的としたアトラクションも充実しているのが特徴。

Damyns Hall Aerodrome
Aveley Road, Upminster, Essex RM14 2TN
最寄駅: Upminster駅
出演者: U-Roy、Sister Nancy、General Levyほか
料金: キャンプ込み通し券£120、土曜1日券£50、日曜1日券£40ほか
www.onelovefestival.co.uk


清潔な空間で安心して楽しめる
Standon Calling
8月2日(金)~4日(日)

Standon Calling野外フェスでは、どうしても人混み、汗、泥にまみれてしまうことを避けられないというのが難点。そんな悩みを解決するよう試みたのがこのイベント。清潔なトイレと広々と使えるキャンプ場のスペースに加えて、日中いつでも飛び込めるプールを用意するなど独自の工夫を凝らしている。

Standon Lordship
Hertfordshire SG11 1PR
最寄駅: Bishop's Stortford / Ware駅
出演者: De La Soul、Band of Skulls、Digitalismほか
料金: キャンプ込み3日通し券£99ほか
www.standon-calling.com


世界各地で開催されるダンス音楽の祭典
Global Gatheringl
7月26日(金)、27日(土)

Global Gatheringl文豪シェイクスピアの故郷として広く知られるストラトフォード・アポン・エイボンという地にはあまり相応しくないようにも思える、大規模なダンス・ミュージックの祭典。英国ほか、ベラルーシ、ウクライナ、韓国など世界各地で開催されている。

Long Marston Airfield
Campden Road, Stratford-upon-Avon CV37 8LL
最寄駅: Stratford-upon-Avon
出演者: Plan B、Disclosure、 Exampleほか
料金: 通し券£115+予約手数料ほか
www.globalgathering.com


リゾート島でロック・フェス!
Isle of Wight Festival
6月13日(木)~16日(日)

かつてはヴィクトリア女王が避暑地として好んだワイト島。このリゾート・アイランドにおいて、ロック音楽の野外フェスが行われる。天才ギタリストの称号を欲しいままにしたジミ・ヘンドリックスが、約60万人を集めた伝説の舞台としても有名。

Seaclose Park
Newport, Isle of Wight
最寄駅: Portsmouth Harbour / Southampton Central駅からフェリー
出演者: Bon Jovi、The Stone Roses、Killersなど
チケット: 通し券£170、キャンプ込み通し券£185、1日券£75など
www.isleofwightfestival.com


英国でヘビー・ロックを堪能するなら
Download Festival
6月14日(金)~16日(日)

イングランド中部レスターシャーのレーシング・サーキットに、ハード・ロックやへヴィ・メタルといったいわゆるラウド・ロック系のアーティストが多数集まる。地響きを感じるような骨太な音楽を英国で味わいたい人には格好の野外イベント。

Donington Park
Castle Donington, Derby DE74 2RP
最寄駅: East Midlands Parkway / Derby駅
出演者: Slipknot、Iron Maiden、Rammsteinなど
チケット: 3日通し券£170、1日券£82.50など
www.downloadfestival.co.uk


上記に紹介した以外にも、夏季に英国各地では多数の野外フェスティバルが開催されます。また日本でも有名なグラストンベリー・フェスティバル(www.glastonburyfestivals.co.uk)のチケットは既に売り切れ。キャンセル待ち対象者向けのチケットは4月21日から発売される予定です。
 

ロンドン・マラソン Virgin London Marathon

www.virginlondonmarathon.com

今年も毎年恒例のロンドン・マラソンが開催される。五輪や世界陸上で常連の招待選手だけではなく、テレビ番組でおなじみの英国の有名人や、奇抜な着ぐるみに身を包んだ市民ランナーたちが参加して、毎年お祭りのような盛り上がりを見せるこの大会。多数の見物客が沿道に集うので、当日はコース近辺での混雑や交通機関の乱れといった可能性には十分注意しよう。


左)昨年に男子の部で優勝したケニアのキプサング選手
右)過去にはベアトリス王女も本大会に参加

◆ 4月21日(日)  ◆ 一般走者 10:00スタート / 車いす走者 9:23スタート

※下記の地図をクリックすると拡大します
ロンドン・マラソンのコース


 

ロンドンでの エッグ・ハント関連イベント

4日間の大型連休となるイースター休暇までもう少し。国民の休日という形で大人と子供が一緒に休みを取れる機会が日本に比べて意外にも少ない英国においては、イースター休暇は家族一緒に過ごすことができる貴重な時間となる。そこで子供連れで出掛けるのに最適な、エッグ・ハントを開催するロンドン市内の各所を紹介する。

イースター エッグ・ハント
英国を始めとするキリスト教圏にある国々の多くが、十字架に磔にされて死んだイエス・キリストがその後復活を遂げたことを記念する「イースター」と呼ばれる祝日を設けている。このイースター期間の名物となっているのが「イースター・エッグ」。このため、毎年イースター休暇直前になると、英国各地の小売店では鶏の卵や卵型のお菓子またはおもちゃなどが店頭に並ぶ。イースター・エッグの起源についてはゲルマン文化に由来するなど諸説あるが、現代においては「イースター・バニー」と呼ばれるウサギがイースター・エッグを隠すという伝承に従い、子供たちが「エッグ・ハント」という一種の宝探しのようなゲームを行うのが習わしとなっている。

ロンドンの大自然に囲まれて
WWT London Wetland Centre

英国各地に設けられた自然保護区「ウェットランド・センター」の一つが、ロンドン西部バーンズ地区のテムズ河沿いに位置している。ロンドン市内の光景であるとは信じがたいほどの大自然に囲まれながらのエッグ・ハント。
WWT London Wetland Centre

Easter Egg Hunt
3月29日(金)~4月14日(日)
9:30-18:00(30日までは17:00まで)
£11.65、子供£6.50、家族チケット(大人2人と子供2人) £32.50、 4歳未満は無料

WWT London Wetland Centre
Queen Elizabeth's Walk, Barnes London SW13 9WT
Tel: 020 8409 4400
最寄駅: Barnes/Hammersmith
www.wwt.org.uk/visit/london


特別展示を観賞しながら一石二鳥
Design Museum

Design Museum子供用に特別に設定された見学コース中に出されるクイズに答えながら、同館内で開催中の「デザイン・オブ・ザ・イヤー」などの特別展示をめぐるという趣向になっている。特製チョコレートのお土産付き。

Alternative Easter Egg Hunt
3月29日(金)~4月1日(月)
10:00-16:00(開館時間は17:45まで)
£1+入館料£8(12歳未満は無料)

Design Museum
28 Shad Thames London SE1 2YD
Tel: 020 7940 8790
最寄駅: Tower Bridge/London Bridge
http://designmuseum.org


大英帝国の歴史を学びながら遊ぶ
Cutty Sark

修復工事を経て2012年に一般公開が再開されたばかりのカティー・サーク号。ビクトリア朝期に中国から紅茶の葉を運ぶための快速帆船として活躍した同号内とその周辺に隠されたイースター・エッグを探す。
Cutty Sark

Cutty Sark Easter Family Holiday Fun
3月29日(金)~4月1日(月)
10:00-17:00
£12、子供£6.5、家族チケット£20~£29、5歳以下無料

Cutty Sark Clipper Ship
King William Walk, Greenwich London SE10 9HT
Tel: 020 8858 4422
最寄駅: Cutty Sark for Maritime Greenwich
www.rmg.co.uk


英国民が愛する憩いの緑地空間
Kew Gardens

ロンドン西部にある巨大庭園でもエッグ・ハントを開催。また近年では卵型のチョコレートがイースター名物となっていることにちなんで、チョコレート関連の植物をめぐる園内の散策コースや、その歴史などを解説するワークショップが用意されている。
Kew Gardens

Easter at Kew
3月29日(金)~4月14日(日)(エッグ・ハントは31日)
9:30-18:30(土日及びバンク・ホリデーは19:30まで)
£16(16歳以下無料)

Royal Botanic Gardens, Kew
Richmond Surrey TW9 3AB
Tel: 020 8332 5655
最寄駅: Kew Gardens
www.kew.org


子供のための博物館で宝探し
Museum of Childhood

Museum of Childhood「子供の博物館」と銘打った本館では、おなじみのエッグ・ハントに加えて、イースター・バニーをテーマとした子供向けのゲームや、イースター・エッグを入れるカゴの装飾を行うワークショップなどが実施される。

Egg-tastic Easter Fun
3月29日(金)~4月1日(月)
10:00-17:45
入場料無料

V & A Museum of Childhood
Cambridge Heath Road London E2 9PA
Tel: 020 8983 5200
最寄駅: Bethnal Green/Cambridge Heath
www.museumofchildhood.org.uk


中心部なので買い物や食事にも便利
Covent Garden

全部で101個に上る巨大な卵を街中に設置するというユニークな試みが「ビッグ・エッグ・ハント」。既にロンドンでは2月に実施され、その後は英国各地を巡回しているこの企画が、3月下旬にコベント・ガーデンにまた戻ってくる。
Covent Garden

The Big Egg Hunt
3月22日(金)~4月1日(月)
無料

Apple Market周辺
Covent Garden, London
最寄駅: Covent Garden
www.thebigegghunt.co.uk


 

The BNY Mellon Boat Race ザ・ボート・レース

Oxford and Cambridge
数々のノーベル賞受賞者を輩出してきたエリート大学として名高いオックスフォード大学とケンブリッジ大学のボート・クラブがテムズ河で行う競漕大会「ザ・ボート・レース」。選手たちへの応援がてら河岸でビールやワインを嗜むのが恒例となっている本大会のコースとその観戦スポットなどを紹介する。
http://theboatrace.org

The BNY Mellon Boat Race

ザ・ボート・レースとは?

第1回大会は1829年に開催されたという長い伝統を持つレース。テムズ河上の6.8キロに及ぶコースで速さを競い合う。潮の干満が激しいテムズ河での上げ潮の時刻に合わせてレースが実施されるため、下流から上流へと逆流するコース取りとなる。過去の戦績は、昨年の覇者ケンブリッジ大学の81勝76敗。現在のコースにおいては、ケンブリッジ大学が1998年に記録した「16分19秒」が最速記録となっている。

The BNY Mellon Boat Race
3月31日(日)16:30 テムズ河

スタート!スタート!

ボート・レースのスタート地点には、「ユニバーシティー・ストーン」と呼ばれる標石が置かれている。スタート時には、各ボートの船首がこの標石の延長線上に並ぶ。

ハマースミス・ブリッジハマースミス・ブリッジ

レース参加者たちが最初にくぐり抜けることになる橋がハマースミス・ブリッジ。この時点でリードしているチームの約8割が勝利を収めているという。

バーンズ・ブリッジバーンズ・ブリッジ

ゴール前にくぐる最後の橋。3つに分かれた橋の中央のアーチを通過しなければならないため、接戦の際には両チーム同士がかなり接近することになる。

チズウィック・ブリッジチズウィック・ブリッジ

チズウィック・ブリッジの手前がゴール。スタート地点と同じく、ゴール地点にも目印として「ユニバーシティー・ストーン」が置かれている。

 
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