ドイツのポップス界の大御所で、「永遠のビーチボーイ」の浮名をもつ元モダン・トーキングのディーター・ボーレン(52)
が、25歳年下の彼女、エステファニア・キュスターと別れることになり、久々に大衆紙のトップを飾っている。2人の間には1歳になる
男の子がいるが、エステファニアが妊娠中にボーレンが単身でマヨルカ島に遊びに出掛け、美女とアツアツのシーンを撮られたのが今回の原因らしい。
モダン・トーキングといえば、80年代のユーロビート・ブームに乗って、ドイツ出身では稀にみる世界的なブレイクを果たしたダンス・ポ ップ・デュオ。「愛はロマネスク」「ブラザー・ルイ」などのヒット曲で、ヨーロッパではかつてのワム!と覇を競っていたといえば、知らない 人も想像がつくところ。この時代に財産と名声を築き上げたボーレンは、その後もドイツの音楽・芸能界に君臨し、現在も若者のミュージ ック・オーディション番組「ドイツのスーパースターを探せ!」のカリスマ審査員としてお茶の間サービスに精を出している。
そんなスターに付きものなのが、やっぱり女性歴。初婚で3人の子供をもうけたボーレンは、ミス・ドイツに選ばれて人気女優となったベローナ・ポーツ(旧姓フェルトブッシュ)と電 撃結婚&離婚、これと前後してトップ・モデル、ナデルと12年に渡る交際を続けるもエステファニアに出会って同棲へ、とめくるめく私生活をエンジョイしてきた。いずれも南米・アフリカ 系のエキゾチック美女ばかりでうらやましい限りだが、結局は破局に至るはかなさと、その後に暴露本で女達をこき下ろす始末で、ボーレンの「男度」は上がっているとは決していえない。
元ビートルズのポール・マッカートニーが離婚したヘザー・ミルズに支払う莫大な慰謝料が話題になっているが、ボーレンとエステファニアは結婚していない。その上、子供も1 歳で高額の教育費を求める理由にならず、エステファニアの慰謝料は月額750ユーロ(約11万円)が限界とも言われている。ボーレンよ、ここはひとつ男らしさを見せてほしいと ころだが、いかがなものか。
8月27日付「Welt am Sonntag」紙 “Bohlen sucht neuen Superstar”ほか



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8月28日「Because Music」レーベルより、シャルロット・ゲンズブールのセカンド・アルバム「5:55」が発売された。
超が付く大富豪の娘、ジェマイマ・カーン(32)。人気俳優のヒュー・グラント(45)と婚約中の彼女は、UNICEFの親善大使を始めとする慈善活動に精魂を注いでいることでも知られる。そのエネルギーは一体どこから来るのか、と雑誌のインタビューで聞かれた彼女は、自らの恵まれ過ぎた生活に対して罪悪感を抱いており、その気持ちが貧しい人を救う活動に向かわせる、と答えた。
日本人には馴染みの深いお寿司。長い海外生活で、いかに脂肪分の多い食事に胃が慣れようとも、舌が求める声には勝てない。懐具合がいたむのは承知の上で、お寿司を食べに行って、食後に「あー、やっぱりトロは日本の方がおいいしいよな」なんて、愚痴ってみることがあっても、トロはトロ。
デュッセルドルフの「アルトビール」といえば、ドイツでは知らない人のいない名物地ビール。キリっと苦味の効いた伝統の味は、1年間を通じて国内外から観光客を惹きつけている。そのメッカで屈指の醸造メーカーがひしめく旧市街にこのほど、「教会」に直結するビア・ガーデンが誕生し、愛飲家たちを喜ばせて(!?)いる。
国連連合児童基金ユニセフ(Unicef)の活動といえば、何を思い浮かべるだろう。アフリカ諸国などで深刻になっているエイズ(HIV)問題への取り組み、津波被害のあった東南アジアの国々への支援、人権問題……。しかし、今月11日に創設60周年を迎えたユニセフが、本来は第二次大戦で被災した子どもたちの救済を目的としていたことをご存知だろうか。ユニセフは戦後間もない1946年、前年45年に成立した国際連合の第1回総会で「国連国際児童緊急基金」として誕生した。その名が示すとおり、当時、がれきと化していた欧州の国々の子どもたちへの支援は急務となっていたのだ。
今月、ザビエ・ベルトラン保健・連帯相が、07年1月までに全ての公共の場における喫煙を禁止する改正法案を立案した。その大まかな内容は「タバコを販売しているバーやディスコ、カジノを除く全ての場所での喫煙を禁じる」というもの。現実的には、タバコを販売するバーでも喫煙しない従業員への配慮や、未成 年が多く集まるディスコにおける喫煙による間接的な被害などの詳細について、来月9月末までに論議する予定だ。






