
これは本物!? Facebook上に掲載された
ラシェルさんの顔写真
写真)Facebook/Rachel Bekerman
グループ内ではなんの害もない個人情報を載せていたラシェルさん。その一方で「いつも私の情報ばかりを流すのは申し訳ないので、ほかのメンバーの方々からのメッセージも送ります」と、ときどき毛色の変わったメッセージも送っていた。実はそちらの方にこそ、彼女の「真の目的」が隠されていたのである。
1000人以上ものメンバー数を誇る大集団となった、この「フランス人ジャーナリスト」グループ、しかし本家「ル・モンド」が、ラシェル・ベッカーマンなる女性が古今東西、同紙で働いていた事実がないことを発表。身元を追及されたラシェルさんは、ついにFacebook上で「実は私は商業関係のプレスの仕事をしています。『ル・モンド』の記者を語ることで情報に信憑性を持たせたかった」と告白した。つまり、メディア向けに自分の仕事の宣伝となる情報を「ル・モンド」発信として発表していたわけだ。
個人がインターネット上で流す情報に関しては、騙すほうが悪いのか、騙されるほうが悪いのかの判断がつきにくい面があるのも事実。「このやり方は不正直だと思わないのか?」と問われたラシェルさん、「どうして『思う』としか答えられないような質問をするのか?」と返す刀で答えている。こんな強気のラシェルさんだったが、「ル・モンド」の記者ではないことが判明して以来、グループの登録メンバーは激減して今では約400名に。彼女の野望は、大御所「ル・モンド」の前に砕け散った。
「金髪」「若い」「有名紙の記者」という、あまりにあまりな常套手段に群がった1000人以上もの人々とその後の大騒動。いつの世も変わらぬ人間の弱みを巧みに突いた、これも立派なマーケティングなのかも!?
「Le Monde」紙 "Le 'Monde' virtuel de Rachel Bekerman"



在留届は提出しましたか?


ある日、政府から「国籍を剥奪します」と言われたら、あなたならどうしますか?南部カンヌに住むアブデルクリムさんは、1955年チュニジア生まれ。父親はアルジェリア人、母親はチュニジア人だ。生後3カ月で渡仏して以来これまで、フランス国籍を持ち、フランス人として暮らしてきた。しかしこのほど、移民局が各種書類の調査を行ったところ、過去の手続きミスが発覚したため、フランス国籍を剥奪されてしまった。50数年「フランス人」だった彼が、突如外国人となってしまったのである。


賛否両論を呼んだ新ボンド、イケ面俳優のダニエル・クレイグを迎え空前の大ヒットとなった「007カジノ・ロワイヤル」。この映画を観た人なら、ヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソン氏がほんのちょっぴりカメオ出演していたことに気付いたはず。
この記事を今まさに読もうとしている男性のみなさんに、ひとつお願いです。春うららの休日、ちょっと街でも散歩すっか、という時のご自分の服装を上から下まで思い浮かべてみてください。そして足元にズームイン!その時あなたは何を履いていますか?「特に気にしたことないけど、靴下にサンダル」なんて答えたお父さん、あなたにこの記事を捧げます。






