instagram Facebook ツイッター
バナー
Thu, 21 November 2019

タブロイド紙に学ぶ、オヤジギャグの極意。

笑いを取りたい──人間のそんな欲求は、どこからやって来るのだろう。文法なんて完璧でなくていい、ただ、英語でも笑いを取って場を盛り上げたい……。そんな人にとってバイブル的な存在となるのが、ダジャレの宝庫であるタブロイド紙のヘッドラインだ。たった数単語で読者の興味を引き、記事を読ませる。一撃必殺とでも言うべき技が詰まったそれらを熟読し、いざ、イングリッシュおやじギャグ達人を目指すべし。
(執筆: 中村エミ、出典:「 サン」紙)


ルールその①
名前ほど立派ないじり道具はなし
どんなに内容が薄い記事でも、売れっ子タレントの名前がヘッドラインにあるだけで、やはりパッと目を引くもの。日常生活では、有名人だけではなく、共通の知人などの名前でも応用できる。とはいえ、いじって「誰それ?」と言われないことが最重要課題だ。

※以下、下線部分がもじりポイント。★は意味が掛かっている単語

Winehouse is keeping it Civil

★ 元夫の名字「Fielder-Civil」と「civil(礼儀正しい、慎む)」

Winehouse is keeping it Civil仲良く2人揃ってマリファナ所持で逮捕されたり、公共の場で血みどろの愛憎劇を繰り広げたりと、これまで散々タブロイド紙を騒がせた歌手のエイミー・ワインハウス(26)とブレイク・フィールダー=シビル(29)夫妻。そんな「世紀のお騒がせカップル」が、今年7月、ついに2年間にわたる結婚生活に終止符を打った。しかも、その手続きにかかった時間はなんと75秒間。2人とも裁判所に現れなかったとはいえ、これまでの波乱万丈さとは程遠いあっけない最後に、「あのエイミーが大人しいじゃないか」という素直な驚きが見出しに反映されている。

Jesus have Mercy, it’s Madonna and child

★ 名前「Jesus」「Mercy」と祈祷文「Lord Jesus Christ, Son of God, have mercy on me, a sinner(主イエス・ キリスト、神の子よ、我、罪人を憐れみ給え)」

Jesus have Mercy, it’s Madonna and child米歌手のマドンナ(51)が離婚後、ブラジル人モデルのジーザス・ルース(22)と交際を始めたときには、その親子ほどの年齢差も話題になったが、それよりも「マドン ナ(聖母マリア)とジーザスの聖なるコンビ」と、聖書から飛び出してきたような名前の組み合わせにも注目が集まった。そして今年4月、マドンナが新たに養子のマーシー・ジェイムズちゃん(4)を家族に迎えたことで、さらに神聖さがアップ。「Mercy」は「幸運、恵み」という意味だが、「救済、憐れみ」といった、聖書によく登場する言葉でもあるのだ。そのため、ジーザスがマーシーちゃんを抱いただけで、「The Jesus Prayer(イエスの祈り)」と呼ばれ る祈祷文をもじった、大げさなヘッドラインがつけられた。

My Klass looks big

★ 名字「Klass」と「ass(お尻)」

My Klass looks big二流芸能人がジャングルの奥地で生活するというリアリ ティー番組「I’m a Celebrity... Get Me Out Of Here!」に出演したことがきっかけで、一気にその名とスタイルの良さを英国全土に知らしめた、元ポップ歌手のマイリーン・クラス(31)。同番組放送後には、司会者や水着モデルなどの仕事が殺到し、見事売れっ子タレントに復活した。そして1児のママとなっても引っ張りだこのマイリーンは、 TV番組の撮影のために米ロサンゼルスへ。滞在中に数キロ太り「贅肉が全部、お尻についた」という彼女は、大きな美尻で人気の米歌手、ジェニファー・ロペス(40)と間違えられたのだとか。

Sienna’s been Gettying cosy with new fella for MONTHS

★ 元恋人の名字「Getty 」と「getting」

Sienna’s been Gettying cosy with new fella for MONTHS本業の女優としてよりも、共演者を片っ端から「元彼」に変えていく恐るべし「man-eater(男泣かせのモテ女)」としての才能の方が勝っていると思われるシエナ・ミラー(27)。そんな彼女を一気に「女の敵」に変えたのが、妻と4人の子持ちである米国人俳優バルサザール・ゲティ(34)との不倫だった。この記事では、元婚約者である俳優のリス・エヴァンス(41)と別れる数カ月前からゲティ と「getting cosy(親密になっていた)」という悪女っぷりをすっぱ抜かれている。

1. Rehab Lindsay is gLoh-ing
2. Linds bLohs her fortune

★ 名字「Lohan」と「glowing(輝く)」、「blow(台無しにする)」

リンジー・ローハン「Li-Lo」の愛称で知られる米女優のリンジー・ローハン(23)。①は、彼女が2007年に薬物依存を克服するために入ったリハビリ施設から出たときの記事で、「ドラッグ・フリーで、こんなに奇麗に」という、ポジティブな内容に名字が使われた珍しい例だ。②は、そんな彼女が700万ドル(約6億6000万円)と言われる資産をドラッグとアルコールに費やしてしまった、という内容。「blow one’s fortune(お金を使い果たす)」と名前が組み合わさっている。

1. I'm still Madonya
2. Guy wouldn't bow to Her Madgesty

★ 元妻「Madonna 」と「Mad on you(君に首ったけ)」
★ 元妻の愛称「Madge」と「Her Majesty(女王陛下)」

マドンナ&ガイ・リッチー今となっては遠い昔のことのように感じるが、歌手マドンナと映画監督のガイ・リッチー(41)が離婚したのは、つい去年の話。①は、離婚が噂され始めた2008年8月、マドンナの50歳の誕生日に盛大なパーティーを企画したガイが、彼女がどれほど素晴らしい女性、妻、母親、歌手であるか、そしてどれほど彼女を愛しているかを来客に語り「まだ君に夢中だ」とスピーチしたときの記事だ。それからわずか2カ月後の記事②は、経済的に「格下」のガイが、どんなに「女王さま気取り」の妻にも決して屈せず「bow(頭を下げる)」こともなかった、というもの。英国のタブロイド紙らしく、米国人のマドンナではなく、あくまで英国人であるガイの肩を持っているのがミソ。

Bruno is Sacha nice boy

★ 名前「Sacha」と「such a(すっごい)」

サシャ・バロン・コーエン架空のキャラをドキュメンタリー風に撮影したモキュメンタリー映画「ボラット」と「ブルーノ」で、タブーたっぷり、下ネタさらにたっぷりの衝撃内容で世界を驚愕させたコメディアン・俳優のサシャ・バロン・コーエン(37)。新作「ブルーノ」でゲイのオーストリア人ファッション・ジャー ナリストに成りすまし、様々な人の「限界」を試した彼だが、やはり撮影中はどこに行ってもセキュリティーや警察と激しく衝突したそうだ。この記事では、子どもには絶対真似させたくない数々の武勇伝を報じながら、逆説的に「such a nice boy(ほんっとにいい奴だね)」と皮肉ったヘッドラインとなっている。

Is Aniston in a Pitt of despair?

★ 元夫の名字「Pitt」と「pit(最悪・最低の状態)」

ジェニファー・アニストン「ハリウッドのおしどり夫婦」と呼ばれた米女優のジェニファー・アニストン(40)と米俳優のブラッド・ピット(45)が破局を迎えたのは2005年のこと。今ではそれを上回る「ゴールデン・カップル」としてハリウッドに君臨するブラピとアンジェリーナ・ジョリー(34)だが、2人が恋に落ちるきっかけが、離婚前に撮影された映画での共演だったことは有名だ。離婚後も恋敵に関してはノー・コメントを貫いたジェニファーだったが、昨年、アンジェリーナの行動について「全然クールじゃない」と発言。「3年前のこと、まだ引きずってるんだね」とタブロイド紙に同情されてしまった。

1. Get some nosh, Posh
2. Too Posh to push

★ 愛称「Posh」と「nosh(食べ物)」、「push(押す)」

ポッシュ「posh(ツンとお高くとまったお金持ち)」というイメージが大変お似合いのビクトリア・ベッカム(35)。小鹿のような華奢な体型の彼女だが、腕に異常なほど血管が浮き出ている写真につけられたのが①の見出しだ。「もっと食べなよ……」という願いが、心地良い韻に込もっている。②は、 彼女がデザイナーを務めるブランドのプロモーション撮影の様子を伝える記事。ブランコに座ってポーズをキメたものの、「ポッシュすぎて自分でブランコも押さない」という裏話が掲載された。

Moss's mousse make a mess

★ 名前「Moss(モス)」と「mousse(ムース)」と「mess (失敗、めちゃくちゃ)」

ポッシュたとえコカインを鼻から吸引する写真が新聞の一面を飾ろうと、売れっ子モデルであり続ける「奇跡の人」ケイト・モス(35)。世界を股にかけるファッション界のドンは、2007年10月、英国のカリスマ・ヘア・スタイリストのジェームズ・ブラウンとコラボした整髪料を発表した。が、「干草の塊のようだ」と酷評されたボサボサの髪型は、お世辞にも一般人が真似したいと思うものではなく、せっかくの新製品は「モス・ムース・メス」と軽やかに韻を踏んで片付けられてしまった。

【番外編】愛称あっての大物セレブ・カップル

話題性のあるセレブ・カップルになると、「2人で1セット」の愛称がつけられる。気付くと広まっているこの愛称、いったいどうやって生まれるのだろう。

Noxie? Pixel? No, it’s Gelding

★ 名前「Noel Fielding」と「Pixie Geldof」

セレブ同士のカップルが誕生すると、タブロイド紙は「joint moniker」と呼ばれる「お互いの名前÷2」のあだ名をつける。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーを組み合わせた「Brangelina(BradとAngelina)」や、トム・クルーズとケイティー・ホームズ夫妻の「TomKat(TomとKatie)」が定着しているが、一体、いつ、誰が決め、どう広めているのか。そんな疑問を解消するかのごとく登場したのが、このヘッドラインだ。コメディアンのノエル・フィールディング(36)と、「2世タレント」ピクシー・ゲルドフ(19)が交際を始めた際、2人にあだ名をつけるべく思考錯誤する様子がよく現れている。

ルールその②
「世界共通ネタ」もじりでキメ
誰もが知っているような曲名や歌詞、映画や番組のタイトルなどは、タブロイド紙でいじられる格好のネタ。みんながイメージしやすいものに違う意味を引っ掛けることで、より強烈な印象が生まれるからだ。なるべく韻を踏むように言葉を操るのが成功の鍵となる。

※以下、下線部分がオリジナルと違う箇所。
★は意味が掛かっている単語

Susan shows Brit's Got talons

★ 番組「Britain’s Got Talent」と「talons(猛鳥などのかぎづめ)」

スーザン・ボイル英国の国民的タレント発掘番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出場し、一躍「ときの人」となったスーザン・ボイル(48)。その垢抜けない風貌と美声とのギャップで人気となった彼女だが、番組が用意したビューティー・スタッフのおかげで、回を重ねるごとに見違えるように美しく変身していった。ただ、そんな彼女もそこまで気が回らなかったのか、ワイルドな伸びっぱなしの足の爪を写真に撮られ「ツメの甘さ」を曝(さら)してしまった。

1. Batman and sobbin'
2. Bale is Batman and throbbin’

★ 映画「Batman and Robin(バットマン&ロビン)」と「sobbing(泣きじゃくる)」、「throbbing(ずきずき痛む)」

バットマン昨年7月、映画「バットマン ダークナイト」で主役を務めるクリスチャン・ベール(35)が母と姉に暴行し、2日後に逮捕されるという事件が起こった。その後、①の記事で、シングル・マザーである姉が、3人の子どもの養育費のために「10万ポンド(約1500万円)ちょうだい」と泣きながらせがんだことが原因であるとすっぱ抜かれた。②は、バットマンが着用するお馴染み「バットスーツ」が体に合わず、撮影中ずっと背中や股間が痛かった、という話。

Hey Jude, don't make it bald...

★ ビートルズの曲「Hey Jude」の歌詞「Hey Jude, don’t make it bad...」と「bald(ハゲ)」

ジュード・ロウバンド「ビートルズ」の名曲「ヘイ・ジュード」と英国人作家トーマス・ハーディの小説「日陰者ジュード」にちなんで名付けられたという俳優、ジュード・ロウ(36)。年々、M字型に髪が後退している彼だが、昨年の夏に撮影されたアフター・シェイブ用品の広告で、実際よりも明らかに髪がふっさりしていたため、各メディアが「異議あり!」と報道した。「ジュード、そんなにくよくよするなよ」という歌詞のこの曲で、エアブラシにお世話になったジュードを、タブロイド紙がハゲました。

Kit me baby one more time

★ ヒット曲「Oops... I did it again」のサビ「Hit me baby one more time」と「Kit(服)」

ブリトニー2003年の「MTVアワード」で、全米が見守る前で熱いキスを交わしたマドンナと歌手ブリトニー・スピアーズ(27)。マドンナからの影響を公に認め、ファンを通り越して「僕(しもべ)」状態のブリトニーだが、この記事は、その愛を反映しすぎて「また衣装がそっくり」という内容だ。復活ツアーに彼女が選んだ衣装は、誰の目から見てもマドンナとほぼ同じ。「いくらなんでも、それはパクりすぎ」という、スターとして個性を疑う感想が滲み出ている。

Some-thin kinda ooh, Cheryl

★ ガールズ・アラウドの曲「Something Kinda Ooooh」 と「thin(ガリガリ)」

シェリル・コール今年、男性誌「FHM」が行ったアンケートで「世界で最もセクシーな女性」に選ばれた歌手のシェリル・コール(26)。とはいえ、昨年は年明け早々に夫でサッカー選手のアシュリー・コール(28)の浮気が発覚し、人生の荒波に揉まれた。その後、シェリルは「誰か彼女にハンバーガーを食べさせろ」と記事が出るほど激ヤセ。所属するアイドル・グループ「ガールズ・アラウド」のツアーに、セクシーなレオタード姿でステージに立ったものの、思わず「ooh(あちゃー)」とため息が漏れるほど肉が削げ落ちていた。

Jacko: Is this it?

★ コンサート「This Is It」

マイケル・ジャクソン6月に急逝した「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソン(享年50)。その死後から数カ月経った今でも、「整形しすぎで鼻がもげた」、「隠し子が5人いる」など疑わしい情報が毎日のように錯綜している。ウォルト・ディズニーら著名人が眠る霊廟に決まるまで、遺体の埋葬場所さえも極秘にされていた。この記事では、墓地の従業員ですら確かなことが分からず、数人がショベルであちこちを掘る写真を掲載。「This Is It(これで最後)」と名付けられた幻のロンドン公演にちなみ、「Is this it?(本当? これでいいの?)」という疑問を反映した見出しとなった。

What’s the story... ‘moron’ fury

★ セカンド・アルバム「(What’s the Story) Morning Glory?」と「moron(まぬけ)」、「fury(激怒)」

ノエル・ギャラガーこれまでドハデなケンカを繰り広げてきたバンド「オアシス」のギャラガー兄弟だが、先日、とうとう兄のノエル(42)が「我慢の限界」を訴え、脱退してしまった。原因は、弟リアム(36)の暴言。これまでノエルは散々な罵倒を我慢してきたようだが、ついに話の矛先が彼の子どもたちにまで向き、堪忍袋の緒が切れてしまったようだ。ノエルが弟を「どうしようもないバカ」と呼び激怒したことから、1995年に発表されたアルバム名に引っ掛けている。

Em a celebrity... get me outta rear

★ TV番組「I’m A Celebrity... Get Me Out Of Here!」 と「Em(Eminemの短縮形)」、「rear(お尻)」

エミネム今年5月、米ロサンゼルスで開催されたMTVムービー・アワードの授賞式で、生ぬるい祝賀ムードから一転、世界が震撼する瞬間が訪れた。お尻丸出しの天使の衣裳を身につけた「ブルーノ」ことサシャ・バロン・コーエンが、ワイヤーに吊るされて登場し、ラッパーのエミネム(36)の上に逆さまの状態で落下したのだ。しかも生尻がエミネムの顔に接触寸前で、「オレ様を誰だと思ってんだ!」と怒り狂ったエミネムはサーシャを振りほどいて会場を後にした。その後、この事件は2人によるヤラセだと判明している。

ルールその③
とにかくダジャレは言わなきゃソン
同じ単語で2つの意味を表す「ダブル・ミーニング」、ライミング(韻)、同じ発音の別の単語を使うなど、英語でも、日本語と同じ感覚でダジャレを生み出すことができる。小難しいことは考えず、リズムと音に身を任せ、真のオヤジ・ギャグ・マスターを目指すべし。

※以下、下線部分がダジャレ。★は意味が掛かっている単語

Lippy Lindsay is just swell in NYC

★ 「swell(素晴らしい)」と「腫れる」

リンジー・ローハンニューヨークで映画のプレミア上映会に出席したリンジー・ローハン。シックなドレスでめかし込んだ彼女だったが、「キマってるねー(swell)」とパパラッチの注目を集めたのはドレスではなく、いつも以上に「ぷっくりふくれた(swell)」唇だった。並べて掲載された数日前の写真よりも、かなり「分厚い唇(lippy)」であるため、「リップ・ジョブ(唇を厚くするためのボトックス注射)したでしょ」とズバリ指摘されている。

Star 'dos and don'ts' to dye for

★ 「to die for( 絶対にしたい、守りたい)」と「dye(髪 を染める)」

ミーシャ・バートン山の天気のように変わる女心を反映してか、しょっちゅう髪の毛の色を変えている米女優のミーシャ・バートン(23)。元祖「ハリウッドのおしゃれ番長」の地毛は薄いブラウンなのだそうだが、ブロンドからダーク・ブラウンまで、日替わり弁当のように色を変えては楽しんでいる。ただ、いくらおしゃれさんとはいえ、イメチェンはたまにやるからこそ効果があるもので、やりすぎるのはどうもNGのようだ。「ミーシャはきっと、自分のルーツ(本来の自分と、髪の根元=地毛の色)を忘れたんだろうね」と呆れられてしまっている。

Guy Ritchie is malty-talented

★ 「malty(モルトの)」と「multi(マルチ)」

ガイ・リッチーウィスキーに目がないというガイ・リッチーが、その情熱をビジネスにも生かそうとしている、という記事。映画監督以外にも才能があるのね、ということで「マルチ・タレント」と「ウィスキー(モルト)」がもじられている。まだ離婚報道が始まる前だったため、記事の中ではことあるごとにマドンナとウィスキーを引っ掛けているのも、今となっては少しほろ苦い。「ガイは『age well(奇麗に歳を取る、ウィスキーが熟成する)』するものがお好き」や「ガイは30年もののウィスキーと50年ものの女性が好み」など、年上女房あっぱれな内容になっている。

Oh, Madonna... you're so vein

★ 「vain(うぬぼれが強い、くだらない)」と「vein(血管)」

マドンナ齢50歳を過ぎても「ポップの女王」でいるために、週6日間、1日2時間の激しい筋トレを欠かさないというマドンナ。彼女のマッチョな写真は何かにつけ紙面を飾っているが、やはり人間、この歳でやりすぎると不自然になる。この日、レストランから出てきたところをパパラッチされたマドンナの二の腕には、筋肉マンを彷彿とさせる筋肉に、尋常ではないほど血管の隆起がくっきり。「歩く解剖図、発見!」と各紙がこぞって伝えた。

Busty Katy Perry's treasure chest

★ 「treasure chest(宝箱)」と「chest(胸)」

ケイティー・ペリーサイズ32DD(日本でいうFカップ)という美・爆乳を誇る米ポップ歌手のケイティー・ペリー(24)。「ヤセ体型+爆乳」なおかげでよく豊胸疑惑が流れるが、その度に「娘たち(my girls=胸のこと)は純粋そのものよ」と反論し、ことあるごとに美乳自慢をしては失笑を買っている。そんな彼女の最新の美乳ネタは、売れっ子歌手になる前に、胸のレプリカをチャリティー・オークションに出品したところ、3500ドル(約32万円)で落札されたという話。「あまりに大きいから、他の人よりたくさん石膏が必要だった」 とのたまうケイティーだが、確かにスタイルの良さはアイドルの財産、ご立派な宝をお持ちでなによりだ。

Amy, will you just beehive!

★ 「beehive(ハチの巣みたいな髪型)」と「behave(行儀よく振舞う)」

エイミー・ワインハウストラブルをぽんぽこ産み続けるエイミー・ワインハウスだが、もっこり頭上に掲げられた、ハチの巣のようなヘア・スタイル「ビーハイブ」だけはいつもキマっている。そんなエイミーがある日、自宅の庭で日光浴を楽しんでいた際、なんと彼女の分身とも言えるビーハイブがタオルに包まれてしまっていた。それだけと言えばそれだけの話だが、やはりスターには「自分らしさ」を大切にして欲しいもの。そんな気持ちを込めて「しっかりしてよ!」とつけられたのが、このヘッドラインだ。

【番外編】トラブル系ヘッドラインの女王、エイミー

トラブルの女王として、世界に悪評をとどろかせるエイミー・ワインハウス。世界広しと言えど、お騒がせネタのヘッドラインの数で彼女の右に出るセレブはいない。

Winehouse goes back to white

★ アルバム「Back to Black」とコカインの色「white」

パーティー帰りに、鼻の下に白い塊がこびりついているのを写真に撮られたエイミー。何度「私はクリーン」宣言しても、結局コカイン生活に戻るのか……という失望を、彼女をスターにしたアルバム名に掛けた皮肉な見出しだ。

Got line flu, Amy?

★ 「swine flu(新型インフル)」と「line(ライン状にしたコカイン)」

具合が悪そうなエイミーに、「新型インフルにでもかかったの?」と心配しているのかと思いきや、48時間ぶっ通しでパーティーした後に朝帰りする彼女を「君、またハメはずしたでしょ」と疑う内容になっている。

Wine not on house

★ 名字「Winehouse」と「on the house(おごり)」

カリブ海に浮かぶセント・ルシア島に長期滞在中、自腹を切って友人たちを呼び寄せ、どんちゃん騒ぎを繰り返したエイミー。彼女の父は、娘の金で遊びほうける彼らに怒り、その中の1人を英国に送り返したのだそう。

 
  • Facebook

*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

治験参加者募集エイチエムアール
キャリアコネクションズ ゲンダイ・ゲストハウス
バナー バナー

ロンドン・レストランガイド ブログ