Bloomsbury Solutions
Thu, 28 March 2024

英語を学ぶならイギリス?

「海外で英語を学ぼう!」と思ったら、アメリカ留学を一番に思い浮かべる人は多いと思います。アメリカは経済的、文化的に日本と密接な関係がありますし、小さい頃から学ぶ英語も基本的にアメリカ英語の私たちにとって「英語=アメリカ英語」と連想するくらいなじみが深いものです。私自身はイギリスで学びましたが、留学前は「英語を学ぶのはアメリカ」。そんな固定観念を持っていました。ただそんななかでも「英語を学ぶならイギリス」と決めている方も多くいらっしゃるかと思います。

独立行政法人「日本学生支援機構留学情報センター」のインターネット・アンケート調査のなかで、「留学先としてその国を選んだ理由は何ですか」という問いに対して、「その国が好きだったから」と答えた割合が、アメリカが約29%に対しイギリスが40%。また、留学形態からみると大学・大学院留学についてはアメリカがそれぞれ約62%、52%に対し、イギリスはそれぞれ9.2%、32.4%、語学留学においてはアメリカが約36%、イギリスが約21%と、語学留学になるとイギリスの比率がぐっと上がるという興味深い結果があります。一概には言えませんが、その結果と他の質問結果から、イギリス留学をされる方は「イギリスで学びたい!」という明確な意思をもって留学をする方が多いことを窺い知ることができました。さて、皆さんが英語を学ぶ国としてイギリスを選ばれる理由は何でしょうか?

イギリス政府系の英語教育認定団体「English UK」によると、英語を学ぶ国としてイギリスをおすすめする理由を次のように挙げています。


「豊富なコース」
英国にはコースが幅広くあり、その数は世界最多です。

「優れた教育制度」
アカデミックな質の高さは世界的に有名です。

「世界で通用する資格」
コースで得た資格は世界中で通用します。

「価値あるサービス」
認定を受けたコースは、適正な授業料で高品質のサービスを提供します。

「豊かな歴史」
英国には豊かな歴史と文化があります。

「多様な機会」
勉学を進め、キャリアを磨く機会が数多くあります。

「働きながら学べる」
希望者は学びながら働くこともできます。

「学生は世界中から」
多文化社会の英国では、世界中の人と友達になれます。

「ヨーロッパ旅行も便利」
英国は、ヨーロッパへ旅行するのにも便利です。

「英語発祥の地」
英語の母国、英国以上に英語学習に最適な場所はありません。

(「English UK」オフィシャル刊行物より)


当社のカウンセリングへは、さまざまな目的や理由でイギリス留学を検討されている方がいらっしゃいます。そのきっかけは、ブリティッシュ・ロックやUKクラブシーンだったり、アートだったり、演劇や文学だったり。「正統派の英語」だけでなく、過去から今までの歴史や文化の深さと幅広さ、そして多様性が人々をイギリスへ呼び寄せているのかもしれません。どのような目的や理由であっても、いろいろな表情があるイギリスは、懐深くまたさまざまな可能性を与えてくれる国なのだと思います。


データ出典
独立行政法人日本学生支援機構留学生センター
平成16年度「海外留学経験者の追跡調査」



アフィニティ
著者プロフィール
中畑 寿子
アフィニティ・エデュケーショナル 
留学・キャリアコンサルタント

ロンドンの語学スクール、カレッジ、大学留学で合計約5年間を過ごし、現在、この経験をもとに、イギリス留学、語学研修、帰国後の転職に関するセミナー、相談、サポートを行っています。

お問い合わせ
アフィニティ・エデュケーショナル
イギリス国内の教育機関のコースや各種プログラムから、1人ひとりにあった留学をコーディネイト。留学のための英語試験対策(IELTS試験等)から入学や渡航手配、日本や欧州での転職まで、トータルな支援を行っています。

TEL: 03 5474 6231(東京)
FAX: 03 5474 6236(東京)
東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル3F
E-mail : このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください
Website: http://affinity-uk.jp
 
  • Facebook

Dr 伊藤クリニック, 020 7637 5560, 96 Harley Street お引越しはコヤナギワールドワイド 不動産を購入してみませんか LONDON-TOKYO 日系に強い会計事務所 グリーンバック・アラン

Embassy 202403 JRpass

英国ニュースダイジェストを応援する

定期購読 寄付
ロンドン・レストランガイド
ブログ