Dear ドモンさん
土門さん、はじめまして。最近、友人が某高級ブランドのバックを売って小遣い稼ぎをしているんです。そのブランドは今、日本で異常に人気で、マニアに結構な値段で売れるんだとか。でも、そのブランドのことが好きな人の気持ちを利用して荒稼ぎするなんて、正直見ていてあまり良い気持ちがしません。土門さんはどうお考えですか?いちいち気にするほどのことではないのでしょうか。
マニアはつらいよ~英国旅情編~(チャラ~♪)。
いやー、そういうのってマニアにはたまらないんですよ。私も先月ネット・オークションにハマっちゃってね、「YAMAHA FG 赤ラベル」っていうギターを5本も落札しちゃいました。60年代後半~70年代前半に作られた古いギターで、もう製造されることはないし、現存してる本数もメチャ少ないんです。そんなこと考えてたら、もう欲しくて夜も眠れないわけですよ。で、結局2週間で5本も落札……。そのうえ困ったことに日本国内にしか配達できなくて、5本とも山形の実家に送られたんですが、それを見て母がビックリしちゃって、44歳にもなってこっぴどく怒られました(恥)。ここだけの話ですが、そのギターは全部、当時の価格の3倍くらいしました。また怒られるので、くれぐれも母には内緒ですよ。
マニア側から見たら、誰が売ろうと、少々ボラれようと関係無いんです。欲しい物が手に入るならリスクはしょうがないって、割り切ってるんです。物が手に入って、それを眺めている時が至福の時間なんですよ。あなたもその気持ち、多少なりとも分かるでしょ(無理やり同意か?)。
そんなあなたに